アメリカに来て今年で27回目の

サンクスギビングになる。

 

今年は初めて奥様が日系人という

代々ハワイにお住まいの方から

サンクスギビングのパーティへ招かれた。

 

以前からビーチでギターを弾き

歌い、賑やかなハワイ人の

集まりが楽しそうで羨ましかった。

 

移住してからは私達と同じ

本土からの移住者の集まりには行く

機会はあっても、ハワイ人宅への改まった

お招きは皆無で、やっぱり新参者には

ハードルが高いことを実感した。

 

夫は行きたくないというのを

こんな機会はそう滅多にないと

説き伏せてお招きに預かった。

 

まずはお庭に100人は入るかという

屋根付きの会場にはびっくり。



ご家族親類が皆さんお近くとの

ことで、よく集まりを

ここでされるとか。

 

そして前菜からメインに至るまで

ハワイらしいものがいっぱいで

感激してしまった。

 





もれなくお兄さんが何時間も

休む事なくギターの生演奏を。

 



お食事の前にはみんなで輪になって

手を繋いでハワイ語の歌を歌い

感謝の気持ちを捧げる。

アロハスピリットが溢れていた。

 



ターキーもしっとりと美味しく調理

してあったが、スモークしたお肉や

まるのまま揚げたお魚などなど

これぞハワイというお料理を

堪能しつつ、夫のお皿を覗くと

 

あれだけ豊富な食卓から・・・

選び取って来たのは

ターキーとハムにポテトに

スタッフィング。

ボストンにいた頃と寸分

変わらない内容で、

ある意味感心してしまった。

 

とはいえ、この日掘って来たウべを

ココナッツクリームで和えたもの、

冷凍のパイを焼いたのも夫作。

 

サンクスギビングには伝統を守る

思い入れがあるのは

やはりマサチューセッツ州出身だからか。