今日はアメリカは退役軍人の祝日。

 

戦争の是非ではなく、

戦争へ従軍した退役軍人のための

祝日がアメリカにあるのはよいことだと思う。

この日は墓地も、戦争へ行かれた方の

お墓には星条旗が飾られる。

 

うちの近所を歩いていると民家の間に

突如として墓地が出てきて

びっくりするのだが、

かつては教会とかお寺などが

近くにあったのだろうけれど、

墓地だけが残ったものらしい。

 

そういう墓地はぜいぜい10くらいの

墓石がある小さいもので、

ちゃんと墓守の方がいるらしく

芝刈りなどはきれいにされている。

 

そのうちのひとつ、いつもこの祝日に

なると、きちんと星条旗が立てられる。

どなたのお墓が退役軍人のものか

記録を管理されている方が

いらっしゃるのだろう。

 



墓石も苔むさないように

手入れされている。

 

お寺に付属する日系人の方の多い

墓地が近くにあるのだけれど、

そちらのほうは星条旗はなかった。

 

退役軍人がいらっしゃらないのかも

しれないが、ここの墓石は墓標が

もう読めないくらい劣化しているものも

あり、忘れ去られていくような

寂しさが漂っている。


同じ日本人として、なんだか

申し訳ない気持ちになり、

手を合わせて来た。