私は辛いものは大好きなのだが、

しょっぱいとか味が濃いものは

好きでない。お味噌やお漬物などの

塩辛さは気にならないが、

レストランでの味付けの濃さ、

サラダにどっぷりかかった

ドレッシングは苦手。

 

うちで自作のお料理はわりに

味は薄めに作っていることが多い。

スパイスの効いたものだと

それなりだけど、いまひとつ

味がぼやけていることもある。

 

そこで洋食なら食べる直前に粗塩を

かけると味が決まる。

 

今はまっているのは

お友達から頂いた

ポルトガルのお塩。

 



昨日のスリナムチェリーの

ソースはお砂糖にお塩少々、

辛みづけにハバネロを

種ごといれて煮込んだ。

仕上げにバーボンウイスキーを

入れて出来上がり。

 

 

 

 

 

 

 

 

ローズマリーをまぶした

ポークロインをブロイル。ソースを

付け合わせ、粗塩に引き立ての

黒コショウをかけて仕上げる。

 

酸味とお砂糖の味が豚肉には

よく合った。ダックでも美味しそう。

 

スペイン料理のタコもオリーブオイルと

パプリカだけで味付け、食べる前に

粗塩を振るとちょうどいい味付けになった。

 

 

 

日本やアジアの国には魚醬とか

お味噌、お醤油など、深みの

ある塩味を付けるものがあるが

洋食だと天然のいいお塩だけ

あればなんとかなる。

 

なによりいままで私の出す

洋食に味も見ないで

各種ソースをかける人がひとりいて

勝手に味を変えてしまうのが

癪に触っていた。

 

ばあちゃんソースが好きらしい。

 

お塩だけのシンプルさが

私作の元の味付けを引き立てる

のがまたいいのだ。