ハワイ島に来てすぐに

Tat  Soi という中華野菜を

植えた。青梗菜の一種だそうだ。

丈夫でどんどん広がり、

一年以上、しょっちゅうむしっては

食べて、沢山出来るから

人様にも差し上げて重宝していた。

 

ほうれん草のように、使えるお料理が

多く、中華の炒め物に入れると

風味がいいし、生のものは

アルグラに似ていて、サラダにしてもいい。

 

 

 

わさわさと茂っていたのに

根こそぎ処分しなくては

いけなくなったのは

害虫駆除の業者を

お願いした時、薬の散布が

かかる場所にあったので。

 

その後、畑に何度も種を蒔いても

どうしたことか、全然芽が出ない。

ある時やっと気がついた。

似たような雑草があり、

それと間違えて、育つ度に

引っこ抜いていたことに。

 

雑草はこれ。お大根の

葉っぱにも似た形で

紛らわしく、どこにでも生える。

 

 



Tat soiはこんな葉っぱ。

 

 

今までも気づかないだけで、

せっかく育った他のものも

草むしりの時に一緒に

引っこ抜いていたようだ。

 

この中華野菜はお大根の葉っぱ

と青梗菜が合わさったような味で

色が濃くて、栄養がありそう。

やっと私が気付かない所で

ひっそりと育ってくれていた。

 

雑草とお野菜の見分け方、いまだに

ちょっとよくわからなくて、

今は雑草とはっきりわかるものしか

抜かないでいたら、畑がぼうぼう。