日本でしこたま食料品を

仕入れてきた。コナ空港の検疫で荷物を

調べられたらとドキドキした。

 

一度スーツケースを開けたら

もう二度と閉まらないのでは

というのが懸念だった。

 

夫は以前ういろうを手荷物にして、

ボストンの空港で係員に留められ、

ういろうをさんざんいじくりまわされた上、

質問攻めにあったことがある。

私は別の列にいて一緒でなかったので

夫は原材料を説明できず、

怪しまれたとか。

 

ういろうは私の大好物。

係員がさんざん揉むので、

ばらばらに壊れたら

私からどやされるかと

夫はハラハラしたと言っていた。

 

コナで幸い何も聞かれず、大量の食品は

自宅へ連れて帰って来た。

 

まず、八丁味噌と唐辛子で

鶏肉の夕食を初日に作った。

自家栽培の唐辛子、お味噌も

自家製のものをお友達がばりばりの

愛情あふれる手紙と共に日本の姉宅へ

宅急便で届けてくれたので、

まずはこれから使ってみた。

 

 

 

 

 

 

そして、重くて困ったけれど、

無添加ぬか床を持ち帰った。

これはすぐに使えて大変便利。

ばね付きのお漬物を作る容器で

なすびを漬けた。

 

 

 

 

いい具合に漬かったし、

まだまだ他のお漬物も

沢山あるし、当分は

日本の味がハワイ島でも

楽しめる。調味料売り場が

アメリカと比べてものすごく

充実している日本。

種類が豊富でとうてい把握しきれない

ような量だった。

 

 

 

 

ところで夫の買ってきた洗剤つきのモップ。

今までのものは

床がべとべとになったり、

汚れが取れなかったり、

どれも満足できるものがなく、

これにも大して期待していなかった。

 

これは酵素入りの洗剤を床に塗る

というもので、一晩置くと、

汚れが分解されるとかいう代物。

翌朝に水拭きで完了。

白い床がちゃんと綺麗になる。

 

 

 

 

最初はとんでもないプレゼントに

思ったが、重宝しそうなんで、

夫にも週末はちゃんとタコ入りで

タコ焼きを作ってあげよう。