88時間 | malukingのブログ

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 なんか映画のタイトルみたいだけど違います。
 2週間前位だったかNHKの「原発メルトダウン 危機の88時間」というドキュメンタリーを見ました。震災から88時間後に福島第一原発の2号機で格納容器が破損寸前までいっていたという内容です。
 僕が怖いと思ったのは2つ、4基全部ではなく4基のうち1基でも格納容器破損になったら、東日本には人が住めなくなっていたという事。そして破損寸前で持ちこたえた原因が分からない(係員の努力でとどめたという訳ではない)という事でした。当時対応に当たっていた人たちのほとんどが「東日本壊滅」を覚悟したというから恐ろしい。
 この番組が語っているのは、全国にある原発のうち1基でも格納容器破損事故が起きたら、日本の半分が壊滅するという事です。「たった1基でも」というのであれば、それは必ずしも天災によって起きるとは限りません。人間の操作ミスやテロなどで引き起こされることも充分考えられます。

 そこでベルギーのテロのニュースが入りました。テロリストたちは原発のプログラム責任者捜査員の自宅近くに盗撮を仕掛けていたとの事です。これが何のためだかは説明するまでもありません。テロリストたちは原発を対象に考え始めているという事です。

 さらに四国電力が伊方原発1号機の廃炉決定したというニュースが入りました。新基準に適応するにはお金がかかり過ぎるというのがその主な原因だという事です。

 この3つの事柄をまとめると、原発はテロの対象となり、万が一の場合の被害も甚大であり、決して安くないという事です。それでも原発を稼働させ続けていく必要がどこにあるんでしょうか?

 僕はチェルノブイリの事故を知ってから、その後「危険な話」を読んでからずっと原発には反対です。でも、現実的にすぐにはいかないというのであれば、20年くらいかけて全て停止するくらいの許容力はあります。政府の言う「これからもベース電源として...」と言う話は到底受け入れられません。頭がおかしいとしか思えません。もし、これからも原発を稼働し続けるなら、最低でも30km圏内の人たちは全員移住させるべきだと思います。それができないなら稼働させるなって思います。

 廃炉になると聞いた街の人たちはきっと自分たちが命拾いしたことなど気づかずに「残念だ」とか「町が死ぬ」みたいな感想を持つのでしょう。であれば原発を受け入れてくれた街に補助金を出すんじゃなくて、廃炉を受け入れた街に立ち直るまでの補助金を出すようにしたらいいのではないでしょうか?
 そういう事を決めていくのが本当の政治な気がします。