本日は幼稚園が終わってからキョウの泌尿器外来でした。
傷跡の治りも順調だし発熱も無いし、もしかしたら今日で外来卒業かしら〜♪長い待ち時間ともお別れね☆なんて思ってましたが、

とんでもねぇ!!


医師曰く、

逆流によって腎盂腎炎になったキョウ君には腎臓に瘢痕(炎症でできた傷跡)があり、慎重な観察が必要なのでこれからも1年に1回診察します。

病院のシステムにより再診の予約は最長で半年後までなので、時期が迫ったら変更をすることで日程を延長してください。

もしかしたら途中で主治医が変わることもあるかもしれません。

病院や学校などで血圧と尿たんぱくを検査することがあれば、その都度注意して結果を見てください。

一説によると20歳までに腎機能が回復すれば卒業の可能性もあるとも言われています。

…なんとまぁ。
割と一生ものの病気じゃんよ…
オペしたら終わりだと思ってましたが、甘かった。

もっと早く気付けていたら、ここまで悪くはならなかったのかも…と少し自分を責めました。


そして、

小さい頃に手術をした子は15歳頃になったら「一人の大人として」医師から直接説明してもらうのが良いです。

とも言われました。
お母さんの管理する病気から本人の管理する病気へとバトンタッチするのだとか。

キョウの場合、Cohen法をして尿管が交差しているので、これから何かの病気をしたときや事故などでMRIを撮ったりするときに医師に申告をしておかないと治療に問題が出る可能性があるため、本人が理解しておかなければならないとか。

確かに、尿路結石なんかになったとき超音波で粉砕する治療法がありますが、尿管が交差してるのを知らないと大変なことになりそう…


そんな話を淡々と聞き、エコーで腎臓と膀胱を確認して、さっくりと診察終了。


子供たちが病気をして、つくづく思うことがあります。

ああ、現代に生まれて来てよかった、と…

昔むかしの時代だったら、ダイは深刻な障害を負っていただろうし、キョウは腎不全を起こしてそのまま…という可能性がものすごく高かったはず。

医学の礎を築き治療の研究をしてきた方々に深い深い感謝を、そして治療法のなかった病児と親たちに哀悼の誠を捧げたいです。

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お腹の傷跡も、こんなに目立たなくなりました。
真皮縫合、すごい…!近くで見ないとわからないです。
将来的には皺と見分けがつかないレベルになると聞いています。

キョウは肌が弱いのでお風呂上がりに毎日ヒルドイドを塗っているのですが、これも奏功しているのだと思います。
(ヒルドイドの主成分である「ヘパリン類似物質」は某製薬の傷消しクリームの有効成分らしいので)


一生付き合っていかないといけない自分のカラダ。

「親からもらった体を大事にしろ」
ってよく聞く台詞ですけど、この言葉にはものすごい愛情が詰まってたんだなぁ…と、親になって気付きました。

若くお馬鹿だった私は、ピアスくらい好きにあけさせてよ!って思ってましたが。笑

今までもこれからも、子供たちへの心配が絶えませんな。



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