以前mixiに書いていた出産レポです。
めっきりログインしなくなったので、こちらに移すことにしました。



前駆陣痛さえも来ないので、明日が予定日だけどこりゃまた超過かなぁ…と思っていた2014年5月26日の昼下がり。

横になって長男と遊んでたら、脇腹のあたりで胎動とは違う何か弾かれたような感触がしたけど、激しい痛みもなかったのであまり気にせず長男と一緒にお昼寝。

横になって2時間後くらいの16:30頃、股からどわっと何かが出てくる感じがして目が覚め、慌ててお手洗いへ行くと下着のパッドに薄い赤?ピンク色?の結構大量のおりもの。

これが噂のおしるし…?
長男のときはおしるしなかったからおしるしがどんなもんかわからないけど、きっとこれがそうなんだ!
と思ってドキドキしながらパッド替えてお手洗いを後に。

しかし、家事をしようと動いたりするとどわっと出てくる大量の薄ピンクでパッドは替えても替えてもぐっしょり。

これは…おしるしではなくてもしかして破水しちゃった…?
とネットでいろいろ調べた結果、自分では判断がつかなかったので大事をとって受診することを決め、産院に電話して、長男にごはん食べさせたりいろいろしてから、18:00頃ペットシーツを握りしめ雨の中産院へ。

今回も夫が会社の休暇制度使ってくれたので無事立ち会えそうな運びに。
さらに今日明日中に生まれてくれたら、ちゃんと退院にも立ち会える!
長男のときは退院時にはお休み終わってしまっていたので、いいタイミングでありがたい。

もし夫がいなかったら、破水かもしれないのに、雨の中、長男をベビーカーに乗せて、荷物持って、歩いて産院まで行くハメになったと思うと…
地獄やん( ˙-˙ )


診察の結果、陣痛はまだだけど破水はしてるのでこのまま入院ですねと言われる。

よかった!
自己判断で受診せずにそのままお風呂入ったりしてたら危ないところだった。
(破水=赤ちゃんを包んでる膜が破れて赤ちゃんが外と繋がってしまってる状態なので感染リスクが上がってしまうそうな)

定かではないけど、あの弾かれたような感触はもしかして羊膜が破れた感触だったのかな?

長男のときは子宮口全開になる頃に破水して、破水の瞬間の「プツン」って感じの音と感触をくっきり感じたし羊水の流出の勢いもすごかったけど、今回は音は聞こえなかったし羊水も少しずつ漏れてくる感じ。
今回のは高位破水というやつなのかな?

もしものときのために…と入院グッズと一緒にラズベリーリーフティーを入れた水筒も持ってきておいたので、合間にちびちび飲む。
どうかどうか、安産になるよう分娩促進してくれますように。

ただひとつ残念?だったのが、陣痛きたらアプリ使って間隔測るんだ♪ってDLしてあって、使うのを楽しみにしてた陣痛時計のアプリ、陣痛発来前に入院になってしまったので出番なし!なんてこったい!

長男のときはアナログ時計でアバウトな感じでしか計ってなかったから、陣痛が規則正しく来る様をこの目で確かめてみたかったよ…


パジャマに着替えたりお産パッドを装着したり分娩監視装置つけられたり、いろいろ準備しているうちに19:00頃から規則的な陣痛が始まり、LDR(陣痛・分娩・回復室)へ移動。

バースプランに「アロマテラピーを取り入れたい」と書いたおかげで、アロマポットでラベンダー焚いてくれてる!お部屋中いいにおい!

入院の用意をしてきたトートバッグの中身を整理しようと、とりあえず一番上に無造作に突っ込んであったペットシーツを取り出したら、助産師さんに

「それなぁに?」

と聞かれたので、

「室内飼いのワンちゃん用のトイレシーツです。破水かもしれなかったので服とか車のシートとか汚さないようにお尻の下に敷いてきました」

と答えたら

「へぇー!なるほどそんな使い方があったかぁ。今度両親学級の指導でそのアイデア使わせてもらおうかなぁ!」

と褒められちょっといい気になる。

ふふふ…某ちゃんねるの出産準備品スレの受け売りなんだけどさっ!
ありがとう出産準備品スレ!

ちなみにペットシーツは、産後も赤ちゃんのおしっこ&うんち飛ばし対策としてオムツ交換のとき下に敷いたり、ノロとか吐き下し系の病気に罹ったとき寝具に敷いて使い捨てたり、いろいろ使えるらしいのでマジ買っといてよかったオススメグッズの一つです。


少しずつ増す痛みの中、騒いで分娩監視装置にイタズラする長男を私の実家に連れ帰った夫から

「親父が今から来るそうです」

とLINE…

「今来ても全然進んでないからすっぴんで陣痛に苦しんでる嫁しか見るもんないよ?」

と(マジかよ困るよ来ないでよ)をオブラート3枚重ねにした文面で返信したら

「明日明後日は仕事で来れないかもしれないので今から来るそうです」

あ、これ有無を言わせないパターンだわ…

別に嫌いだから来ないで欲しいとかそういうのじゃなくて、(現在あちらの実家とは絶賛絶縁中ですがこれを書いた当時はまだそれなりに良好な関係でした)陣痛中ってほら、極限状態だから!
気を遣ってる余力があるなら陣痛の痛みを逃すのに集中したいし、もう誰彼構わず八つ当たりしてしまいかねないから、気の置けない人以外の応対はいつもの何倍も疲れちゃうんだよ!

楽しみにして心配してくれる気持ちはとってもとっても嬉しいけど、夫と医療関係者以外の人は私のことほっといてくれるのが一番の優しさ…。

そんな気持ちを燻らせながら談笑。
これも修行だ。


入院時間が産院のゴハンの時間に間に合わなかったため夫が産院の隣にあるコンビニで何か買って来てくれることになり、何がいいか聞かれたタイミングで陣痛の波がやってきて

「卵サラダのランチパックと……しゃ…け ぎりぃぃいい!

と唸ってしまったのを義母に大爆笑され、これは未だに根に持ってます。笑
後妻さんだけど出産経験はあるらしいのに陣痛に苦しんでる女を笑うとかある…?


そして夫が買ってきてくれた食事を陣痛の合間を見て食べる。

痛いけど、まだ休み時間には食事も接待もする余裕があるから先は長いな…と経験を元に冷静な分析をしていたら、カロリー摂取と共に陣痛ノッてきた。

体は正直というか、やっぱり出産って体力勝負なんだ!
大自然との戦いなんだわ!(?)


ここら辺でついに助産師さんからやんわりと「義父母たちはいい加減お帰りなさいよ」の催促が入り、義父母たちご帰還。
ふぅ、出産前だというのに予想外にメンタルゴリゴリいかれたぜ。
おかげで知人に赤富士頼まれてたのに全然描く余裕なかったぜ。


それから間もない21:00頃、足を温めるとお産が進むと言うことでアロマフットバスが用意される。

長男の産院ではこんなサービスなかったよひゃっほう!と喜び勇んで足をつけ香りと気持ちよさに惚けていると、10分くらいしたらだんだん足首がヒリヒリしてきた…
…てか…ヒリヒリどころじゃない!痛い!と足を確認したら、くるぶしの上ら辺の水面付近の部分がかぶれて真っ赤!

柑橘系の香りだったけど、精油でこんなことになったの初めて!
助産師さんも

「あらら大変、こんなの初めてだわ~肌弱いのかな?ただでさえ陣痛つらいのに、ごめんねぇ」

と謝りながら薬塗ってくれて、いやいや、あなた様のせいでは…と逆に恐縮。

私がまだ小さかった頃、冬至の日に潰した柚子湯に入れたら肌が荒れて大変だったという話を母から聞いたことがあるけど、柑橘アレルギーがあるわけでもないし、夜だから光毒性の可能性もないし、食べるときの皮むき(=精油が手に付着)も平気なのに、なぜお風呂だとこんなことになるの…

陣痛が痛いのに、弱肌のせいで余計なところも痛くなっちゃって、優雅な気分から一転げんなり気分。

乳化剤の必要性を身をもって知ったわ。
後日談:足首は、出産翌日くらいから強い痒みが出て来て掻き壊してかさぶたを作ってしまい、3週間経っても質感ガサガサ&色素沈着が残っております…治りが悪いのは老化のせいですかね…


フットバス効果か陣痛もだいぶ強くなってきたところで、助産師さんの指示でLDRのベッド兼分娩台に横になることに。

このときから生まれるまで、助産師さんがつきっきりで介抱してくれて本当助かった!

陣痛の痛みが来たときお尻を拳やテニスボールで圧迫するといきみ感や痛みが和らぐらしいと聞いていたので、長男のときは半分夢の中にいた夫に押してもらったけどあんまり効果なかったというか…そこはかとない「コレジャナイ感」があったのに、さすが百戦錬磨の助産師さん、腰さすり&黄門様の圧迫、位置も力加減もテクニシャンすぎ!

思わず
「ほああああそこそこそこ!して欲しかったのはまさしくそれなんですうううううう!」
って叫びそうになるほどの気持ちよさ。

まだ辛うじて残っている理性で絶叫をぐっと堪えながら

「あぁー、そこ押してもらうとすっごく楽です…上の子のときは助産師さんたまに見に来てくれるだけだったので、ずっと居てくださるのめちゃくちゃ安心します…」

と話すと

「初産婦さんは時間かかるものだから、うちも最初からずっとつきっきりってわけにはいかないかなぁ。経産婦さんはいつ急激に進むか予測不可能だし…あと今日は他に分娩もないからね」

と。
ラッキー!
今回、夫は一睡もせずうちわでずーっと扇ぎ続けてくれました。
(仮眠できるようなスペースもなかったしネ)
腕疲れたろうに、感謝感謝。


既に破水してしまってるので、子宮収縮とともに羊水がお産パッドにじょわじょわ漏れ出てきて気持ち悪い。

「お産が進むと赤ちゃんの頭で蓋されて羊水が漏れてこなくなるから、漏れを感じてるうちはまだまだだねぇ。この感じだと朝方くらいになるかな?」

と言われため息。

それにしても、今回の陣痛は間隔や痛さがめちゃくちゃ。

休み時間3分だったり5分だったり、ギャー!って叫びそうになる程の痛みだったり、例えるなら「あ…くしゃみ出る…ふっ……ふぁっ………ふぁっ…………あれ?」みたいな感じの拍子抜けな痛みだったり。

おかげでアロマ効果と時間帯的にも眠いのに、身も心も全然休まらない。

ふと「最近の研究により陣痛は胎児が起こしているということが判明した」という記事を思い出して、お腹に向かって

「早く出て来て母ちゃんと一緒にねんねしよ。がんばろ!」

と説得してみたら、急に痛みが強くなる。
この子…ちょっとだけいい加減っぽいとこあるけどやればできる子や!


最初は1時間経ってやっと1cm開大とかちんたらしてた子宮口も、痛みがきつくなってからはギュンギュン開大が進む。

そして、やっぱり今回も吐き気との戦い。
枕元にゴミ袋を被せたうがい用の器(そらまめみたいな形のやつ)を置いてくれてたけど

「せっかく摂取したカロリーを無駄にしてたまるか!好物の鮭おにぎりとランチパックをトラウマにしてたまるか!!」

という熱い気合いと

「吐瀉物がこんなちっちゃいうがい用の器に収まる量じゃなかったらどうしよう」

というしょうもないことが気になって、何度か口の中がやばいこれは絶対吐く!っていう状態になったけど、ギリギリ耐えて吐かず!yes!!


ゲップしまくりながらフーフー呼吸していると、助産師さんに

「上の子ちゃんの産院はソフロロジーだったの?すごく呼吸法上手よ~」

と褒められて、再びちょっといい気になる。

ソフロロジーではなく産院オリジナル?の呼吸法教室があったんだけど、長男出産時は練習も虚しく痛みといきみ感のあまりパニクってちゃんと呼吸法できなくて叱られたので、今度こそちゃんとやる!と固く決意して臨んだのが功を奏したかな。

それにしてもこの助産師さんたら、マジでおだて上手の褒め上手…
バースプランに

「優しくしてください」

って書いた(マジで)から3割増しで褒めてくれてるのかもだけど、惚れてまうやろ。


陣痛が来る度に助産師さんに腰さすってもらいながら黄門様圧迫してもらって、強くなる痛みといきみ感を逃しつつ呼吸法を続けること2時間ちょっと、かな?

内診してもらうともうほとんど全開とのことで、いよいよ分娩モードへ。

え、早くない?
さっきは朝方になりそうって話だったし、長男のときは陣痛きつくなってから一晩かかったというのに…これが経産婦パワー…

助産師さんも、

「ほらねー、これだから経産婦さんは何が起こるかわからないのよ~」

と言いながら分娩準備。

あと少しで赤ちゃんに会える、この痛みともおさらばできると思うと、安堵の気持ちで胸がいっぱい。


LDRなので分娩準備が全然慌ただしくなく、ベッドに横になったままで気がついたら出産態勢って感じでとってもスムーズ。
こりゃあ楽でいいわ!
陣痛中に歩いて移動するのキツいもん…

準備万端になったところで、ベッドに付いているクッション性抜群のバーを渾身の力で握りしめ、陣痛といきみ感のタイミングに合わせてひたすら踏ん張る!

長男のときは一晩苦しんで力尽きかけてたのもあってか、そんなに騒がずに産めた(はず)…なのに、今回は痛みの波やいきむ度にものすごい声でゔー!とかん゙ー!とか唸ってしまった。

その様子が、産声を録るために起動していたスマホのボイスレコーダーに録音されております…なんたる失態。
喉痛いし、とにかくやかましい。

そんな騒音妊婦にやさしーく語りかけるように誘導してくれている助産師さんと看護師さんがまるで女神様のよう…。


経膣分娩の最後の最後は、子宮収縮の力だけで胎児が出てくるのを待つ(いきまない)こと、さもないと胎児が勢いよく飛び出してきて会陰や産道がズタズタになるから、大怪我したくなければ産婦は力を抜いて呼吸につとめる

というのがセオリーなのに、大きいからかな?助産師さんと看護師さんが口々に何度も
「はさまってますねー」
「おまたにはさんでるから痛いねー」
「もうちょっとなんだけどねー」
って…

この産院は分娩間際ははっはっはっという短い呼吸法じゃなくて深呼吸派みたいで、いきまずに深い呼吸をするよう言われたんだけども、もう会陰だけでなく出口周辺一帯がメリメリピリピリして、痛くていきみたくて悠長に深呼吸なんかやってられるかいな!状態。

鼻からスイカってこれのことだったのか…!
と2人目にして初めて実感。
毎回、出口や通過点が痛いってよりひたすら腰が痛いタイプだったので…

そんな状態でも、相変わらず「麻酔なしでパチンされるのが怖い」という理由だけで会陰切開を拒否した私は、我慢強いのか弱いのか。
ここで潔く切っちゃえば、スポンと出てきてくれるのにね!

長男のときは短促呼吸に切り替わってからは割とすぐにドゥルヌポーン!はぁスッキリ!って感じで生まれてきてくれて、会陰の裂傷による痛みは産後にしか感じなかっただけに、お股に頭がはさまった状態でストップしてるというのが本当にめちゃくちゃ痛くて、悲鳴をあげてしまった…。

お腹の中でも聞こえてたよね、怖かったね、ごめんね。


せっかく褒めてもらった呼吸法もここへ来てついに瓦解し、助産師さん、看護師さん、夫から「深呼吸~」とか「リラックス~」とか声かけされる度に我に返るという有様。

意識を無理やりリラックス方面に持って行こうとするんだけど、痛みが来てる間は
「はぁ゙ー!はぁ゙ー!」
というどう贔屓目に聞いても深呼吸でもなければリラックスにも程遠いドスの効いた声しか出せない。

それでもやらないよりはマシだから、やるしかないという状況。

いつか必ずやって来るはずの終わりを夢見ながら…

「何かを成し遂げるために頑張る」
は感覚的にわかりやすいんだけど、この場合は力をいれちゃダメだから
「頑張らないように頑張る」
というのがもどかしくて難しくて…

子の頭の圧迫感から反射的にいきみそうになるし、その上痛いと体に勝手に力が入ってしまうから、意識して脱力するということがなかなかできない。

結局、経産婦なのにまたお股が裂けてしまったものの、お産の神々がなんとかかんとか出口を広げてくださり、私は頑張らないを頑張り、夜中0:25になんとか無事出産!

今回も母体20kg増の不良妊婦でしたが、陣痛開始からの総分娩時間、5時間30分。
早ーい!よっ!孝行息子!
ありがとう!そしてありがとう!
終わってみればあっという間の出産でした。


生まれてすぐかけた言葉は確か、
「よく頑張ったねぇ、偉かったねぇ」
だったと思う。たぶん。

音源では産声が元気すぎて、私の力尽きた蚊の鳴くような声はちゃんと聞き取れなかった。

そして生まれたての次男、顔色が良い。
長男は私の呼吸が乱れ続けたせいかチアノーゼ起こしたみたいに肌が薄紫色だったし、苦しかったらしく産道内で少し胎便を漏らしてた。

呼吸を安定させて酸素を送ってあげるのはとっても大事なことなんだと痛感。


胎盤が押し出されて、夫が臍の緒を切って、次男の体を拭いてもらって、すぐにカンガルーケアさせてもらう。

胸に乗っけた瞬間泣き止む次男。
かわいい…本当かわいい。

お部屋の灯りを薄暗くしてもらったので、手で庇を作ってあげたらおめめぱっちりでこっちを見てくれた。


ひとしきり愛でて写真を撮ったあと授乳を申し出たら、まずは計測が先ということでしばしお別れ。

戻ってきたとき助産師さんから

「頭は小さくてかっこいい形してるんだけど、胴周りがすごく立派で体重もあって大きいですよ~」

と言われました。
検診のときから、
頭囲と大腿骨の長さは週数より-1w(例えば受診時30週だとしたら、1週小さい29週の胎児の平均サイズ)
なのに、
胴囲は+2w(つまり頭&大腿骨と比較すると3週分大きい)
という謎プロポーションだったのでさほど驚きはなかったけど、普通赤ちゃんは頭が一番大きいはずのところをこの子は計測結果によると胴囲が頭囲より2.5cmも大きかったのにはさすがにちょっとびっくりしました。

ちなみに、妊娠中に

「胴周りだけ大きいっていうのは何か問題があるんですか?奇形とか障害の可能性とか…」

と先生に聞いたところ、

「個性なので特に問題ないです。経験上、こういう体型の子はエコー上での推定体重より大幅に大きいことが多いので、覚悟しといてください」

だそうで…
大変だろうとは思ってたけど、でっかいベビーさんを産むのは想像以上にキツかった!

現在、オムツ交換のたびに目の当たりにするお腹周り…確かに、信楽焼のたぬきさんのようにまんまるの立派なお腹してらっしゃいます。


出産が滞りなく終了したので、子宮収縮剤とかの点滴をうたれつつこのままLDRで2時間静養・経過観察。

分娩監視装置の吸盤を外したら、丸い形にかぶれてる!

別に痛くも痒くもないんだけど、中身がなくなってたるたるのお腹にブツブツまだらな赤と紫の斑点があって気持ち悪!

助産師さんからも
「本当に肌弱いのねぇ…かわいそうに」
って言われてしまい、確かに強くて健康な美肌の持ち主ではないけれども、こんな何でもかんでもかぶれまくるのは初めてよ。

肌が弱くていいことなんかひとつもない!
なんて日だ!!
後日談:でもこの痕はフットバスかぶれと違って1週間くらいできれいになくなりました。痒みなかったからかな?


そして驚くべき経産婦パワーは産後にもいかんなく発揮されました。

まず今回も会陰縫われたはずなのに、産後すぐやらされるトイレは割とスムーズにできたし、円座なくても椅子に座れる。
痛いことは痛いけど、我慢できるレベル。

そして母乳がじゃぶじゃぶ。
長男のときは1週間くらいは出なくて散々病んだのに、今回は出過ぎて溺れて泣かれる始末!

体質が変わったり経験での違いはあるだろうけど、2人目の方が産後のカラダ的には軽度というか、楽ちんというか。

唯一きつかったのは後陣痛。
生理痛のひどいバージョンが3日くらいずっと続いて、下腹部が重だるかった…でも根性で痛み止めは飲まずにやり過ごしてやったわ!


ほぼ長男と同じ季節に妊娠期間を過ごしたわけですが、長男より悪阻はひどいし、胎児の経過や母体に現れる変化も全然違うし、腹帯も長男のときもらったのとは違う性別だったので、周りから「今回は女の子なんじゃない?」と言われていたけど、その予想に反してまた男の子。

「妊娠中に○○が△△だと男の子or女の子!」っていうのはやっぱり都市伝説なのね。

妊娠は2回しか経験してないけど、お腹にいる頃から個性ってあるんだなぁと思った。
まさに十人十色。生命の神秘。

すんごく痛かったししんどかったけど、妊娠・出産って何度経験しても感動する!


ふつつかな母ちゃんですが一生懸命がんばりますので、これからどうぞよろしくね。