心身共に疲れがピークに達してしまったのか、13時から面会できるのに、早く行ってあげたいのに、頭が痛くて起きられない…キョウと一緒に少し昼寝をして、昼過ぎから支度して、16時頃から面会しました。

8ヶ月くらいの頃はちゃんと食べてくれてたのに、下痢をして離乳食お休みにした次の日から急にスプーンを拒否するようになって以来全く離乳食を食べてくれなくなったことに加え、ずっと完母できたせいかミルクも嫌がるそうなので、病室で哺乳瓶に母乳を搾乳して少しずつあげてもらうことにしました。

が、いままで搾乳ってあまりしたことがなかったので、下手くそ故にすんごく時間がかかる…乳首ではなく手首が痛い!

トータル30分くらいかけて何度も左右を入れ替えながら搾乳して、やっとの思いで200ml…途中で何度か吐き気をもよおすし、こんなに時間かかってやっと牛乳瓶1本分…牛さんはすごいなぁ…と乳牛に思いを馳せました。

ダイはというと、ちょっとしんどそうではありますがあやすとケラケラ笑ってくれて一安心。今は、『あやすと笑う』ということだけが心の支えです。


しばらくダイと遊んでいるとT先生がいらっしゃって、今後の検査と治療の予定を聞きました。

まず、ノロウイルスにかかったことでACTHと髄液検査ができなくなったこと。
ACTHはステロイドの副作用で免疫力が下がるので、ノロウイルスを保菌したままだと嘔吐と下痢が再発する恐れがあるからでしょうね。

そして髄液検査は、検査中にまかり間違って脳脊髄液に感染を起こしてしまったりしたら、麻痺などの重篤な後遺症が残ったりと非常に危険なためだそうです。怖ぁ…

ただ、ACTHができるようになるのを指をくわえて待ち続けていては時間がもったいないので、新しく「トピナ」というお薬が追加されることになりました。
トピナの代表的な副作用は「汗が出にくくなって体に熱がこもること」らしいのですが、まだ涼しい季節なのでそんなに心配するほどではないそうです。

それ以外の副作用と血中濃度なんかの様子を見つつ、嘔吐や下痢の症状がある程度落ち着いていて点滴を外しても大丈夫そうなら、ノロウイルスの反応が消えるまで1週間くらい自宅で過ごしてもらうことができるかもしれない、と言われました。

「お母さんが焦る気持ちもよくわかるんですが、1ヶ月の長期入院になる前にちょっと心の準備というか、ゆっくりお家で過ごして英気を養うのも必要だと思うんです」

「それに、もしかしたらノロウイルスへの免疫力の高まりでスパスムがなくなって、奇跡的に入院回避!なんてことになるかもしれないですよ?」

と慰めてくれるT先生。

そう、私もネットで見かけて驚いたのですが「突発性発疹に罹ったらWestが治った」という奇跡みたいな話があるのです。
人間の体って一体何がどうなってるんでしょうね?ダイも突発まだ罹ってないんだけどなぁ…

ノロなんかお呼びでないから突発が来いよ!と思ってたけど、ノロでも運が良ければ治ったりするのかな?
もしこれでダイが治ったら、私はこれから毎年ノロウイルスに冒されたって構わないよ…


そんなことを思ったから試されたんでしょうかね。帰宅して、2回ほど嘔吐。
1回目はお昼ご飯食べてなくて空きっ腹の所にがっつり晩ご飯食べてしまったからかな?と思ったけど、2回吐いた所で「これはもらってきたな…」と確信。

他の人にうつらないように寝室に隔離され、トイレも終わったら即ハイター薄め液をスプレー。

かあちゃんとねるよ!かあちゃんとこいくよ!と泣き叫ぶキョウの声を聞きながら、枕を涙で濡らしつつ就寝。

いままでの人生で、ここまで次から次へと災難が降りかかってきたことなんかないですよ…!