少しぼーっとした頭で、眠れないままあれとこれと…と必要なものを集めてカバンに詰めていると、気がつけば
「今日から海外旅行ですか?」
というレベルの、てんこ盛りの大荷物…
乳児連れだと本当に必要なものだけでもかなりの量なのに、念のため…とか、もしかしたら必要かも…とかを考慮していくとえらいことになるのですね!
大きなトランクケースと大きなボストンバッグがひとつずつ。
これがほんとに旅行だったらワクワクなのにね…
そして入院前の最後の入浴をして、お昼前に出発しました。
お医者さんに経緯を説明して撮影した動画を見せて…という一連の流れはこれでもう4回目で、いい加減ちょっとうんざりしていたのですが、きっともうこれで最後だから!と一から全て説明。
借りてきた脳波の記録紙も見ていただいて、正式に「West症候群」との診断がおり、すぐに入院になりました。
小児病棟には15歳以下の子供は入室禁止とのことで、母にキョウを任せ、私とダイだけが入りました。
4人部屋に通されて荷解きを開始したのですが、まぁ必要なかったものがたくさん!
特に「病室に洗濯物を干さないでください」と言われたのが痛い…病院のランドリーを使用しようにも、私の服もダイの服も、タンブル乾燥不可の服ばっかり!
家から結構遠いから洗濯物はこちらで全てやるつもりだったのに、早速暗礁に乗り上げてしまった…
とりあえず3日分くらいの服しか持ってきていないけど、これじゃ絶対足りないよー
次に家に帰るときには服をたくさん追加で持ってこよう…そしてハンガー類は全部持って帰ろう…
病院からの指示で持ち物に「バスタオル」とあって、これは体を拭くためのものではなくベッドに敷くためのものなのですが、普段家で使っていた真っ白な大判のものとミッフィーのを持ってきてありました。
とりあえず大判のタオルを敷いてみたら、白いベッドに白い布団、銀色の柵…色味がなさすぎてなんだか気が滅入りそうだったので、すぐにカラフルなミッフィーのタオルに変えました。
原色のミッフィーが、真っ白な世界に彩りをそえてくれたおかげで、ちょっとだけ明るい気分になれました。
よし、白いタオルは持って帰ろう。そしてカラフルなタオルを持ってこよう!
こんな感じで、荷物の入れ替えが結構ありました。
行ってみないとわからないことってやっぱりありますね!
驚いたというか、なるほどなーと思ったのが、「荷物の収納場所が決まっている」ということ。
最初に説明のパンフレットを見たときは、こんな感じにしてね!っていう例みたいなものなんだと思ってガン無視&我流で引き出しに適当に物を入れていたのですが、どうやら完全看護ありの病棟では「お母さんがいないとき看護師さんがお世話しやすいように」オムツやら着替えなどのお世話関係の品物を収納する場所を指定しているのだそうで…!
そんなことに注意されて初めて気付くダメっぷり。
即行で収納を整え直したのでありました。
ダイはいつもと違う場所に興奮したのか、ベッドの柵につかまって立ち上がって遊び、終始ご機嫌の様子。
…というかめちゃくちゃハイテンションで、抱っこひもでも寝ず、夜中の4時まできゃっきゃと遊び、朝方やっと就寝…
元気だねぇ…入院患者だっていうのが嘘みたい…早く本当に元気になろうね。
この日は同じ病室の他の患者さんがみんな退院とか外泊だったりで私たちだけだったのが救いでした。
お付き合いしたかあちゃんはすごく眠いです!!
というかそうでなくても、赤ちゃん用のベッドで添い寝なので付き添い中は快眠というわけにはゆくまいなぁ…
私の身長は158cmですが、枕をギリギリに置いて仰向けで体を伸ばすと、くるぶしの上くらいから足先が丸々はみ出ます。横を向いて脚を曲げればなんとか全部収まるくらいの長さのベッドです。
元々横向き寝派だし、まぁそのうち慣れるでしょう。
発作らしき動き…とくに変なまばたきはより一層増えたような、ほとんど一日中繰り返して起きているような気がしてとても心配なのですが、ようやく立てた治療のスタートライン。
小さなダイの、闘病生活の始まりです。