不況。
仕事がないっ。
暇で御座る。
悲しむべきか、天から創作につぎ込む時間を与えられたと、喜ぶべきか・・・。
じっと手を見る。
違った、描き上がったデッサンを見る
自営の職人なもんで、仕事がなければ、何とか自分の時間が作れる
今回、フィギュア・スケーターの鈴木明子様を、勝手にモデルにさせて頂いて、録画から彼女の絵を描かせて頂いてしまいました
許可を得れるとか言うものでもないので、一応鈴木様には、ブログのコメント欄で、モデルに絵を描かせて頂いている報告を、管理人様の承諾の下、掲載させて頂きましたが・・・。
鈴木選手は、とても絵になる選手です。
私は絵は、殆ど完全な素人で、習った事は、学校の授業を除いては、三ヶ月程しかなく、その為、他の絵描きさん達がどういう視点で、モデルを決めるのか、美大に行って教授から授業も受けていないので分かりませんが、
私が描きたいと思うのは、人、風景、そしていきもの。
静物画には興味がなく、生命を持った、感動的な素材に強く惹かれます。
人間で言うと、例えば、体操、バレエ、ダンス、そして今回初挑戦となった、フィギュアの様な、芸術競技で、人体の極限まで筋力と柔軟さを鍛えた人々が、演技の中で魅せる様々な瞬間。
肖像画などのデッサンも、何枚か描いた事があります。
でも、モデルにしたいのは、例えば女優さんでも、ただの美人じゃない。
目鼻立ちが整っただけでは、感動を受けないので、私も表現出来ない。
以前たった一人描いた女優さんは、結木奈江さん。
もう一人、描いてみたい女優さんは、蒼井優さん。
このお二人は、共に演技と言う世界での表現者で、その瞳や、表情に、人を惹き付けて止まない、秘めたものがあります。
逆に仲間ユキエ（ごめんなさい、漢字はどれだ？？」）さんは、非常に綺麗な方なんだけど、モデルとしての関心はない。
難しいんですよね。
中々、目や表情、或いは動きで、感動を伝える逸材って、少ないのです。
鈴木選手・・もう、普段の呼び方に戻っちゃおうかな、あっこちゃんは、そういう希少な逸材。
キム・ヨナちゃんも大好きだったけど、彼女をモデルに絵を描こうとは思わなかった。
線が少し、細過ぎて、女性らしい曲線が出ないのも、理由の一つだろうけど、多分、あっこちゃんとの最大の違いって、内に秘めた情熱なんじゃないかな、って思ったり・・間違ってるかも知れないけど。
さて、国別対抗戦の後の、エキシビジョン、「ラベンダーの咲く庭で」は、本当に美しいプログラムでした。
このプログラムに使われている曲、ユーチューブで探したら、「Lavender Dream」って言うのかな。
見つけて、繰り返し聴きました。
ナイジェール・ヘスと言うイギリス人の作曲で、バイオリン演奏者は、アメリカ人の、ジョシュア・ベル。
映画の、エンディング・ロールでかかるんですね。
この映画を観ていないので、この曲で踊るあっこちゃんの心境を少しでもイメージする為に、ユーチューブで映画の動画を探して、ラストシーンから、エンディングまでを、観ました。
エンディングで、出演者のクレジットが出てる時にかかるんですが、うーん、聴いてて感動。
それを、フィギュアで見事表現したあっこちゃん。
映画を撮った監督に、是非彼女の演技を観て欲しいなと、思いました。
ラベンダーの写真も、ネットで見まくりましたね
今年の８月、富良野へ行くので、丁度ラベンダー畑のシーズン最後には間に合いそうなので、色付けの為にも、是非見て来なくては。
映画の舞台も、調べましたよ。
イギリスのコーンウェル。
イングランド南西端で、ケルト地方に位置する、海沿いの街。
ケルトと言うと、あの、「エンヤ」を思い出しますね。
まあ、今回みたいに、映画のテーマ曲で、特定の花や地域や物語を包括した演技をしている方を描くには、こちらもかなりな知識が必要になるのです。
まだ、映画は観ていないんだけど・・・。
来週、レンタルショップへ行って探してみようと思っています。
背景を決める意味もあるけど、実は、火曜日の朝、唐突に、あっこちゃんの演技から、自分の画風が閃いてしまった・・・。
なので、後二枚、「ラベンダーの咲く庭で」から、絵を描きたいと思います。
鈴木様。
申し訳ございませんが、勝手にモデルにさせて下さいませ。
そういう訳で、もっと深くあっこちゃんと、曲の心に入り込んで絵を描く為にも、映画は観ておきたい・・。
レビュー見たけど、中々秀逸な作品みたいですし。
さて、では、また、デッサン初めから順を追って、完成まで掲載したいと思います。
尚、あっこちゃんの髪型を、最終的に、私のイメージで、変えさせて頂きました。
あの演技に、衣装、メイク、と、バッチリなんですが、惜しむべくは、髪型。
あっこちゃんは、前髪と、横の毛を後ろでまとめただけなのですが（前日、試合終わったばっかりなので、これは致し方ない）、
あの曲にプログラムに、衣装にメイクなら、髪型は、まず、頭の上をなぞる編み込みで、耳の上から、コテなど使って、大きめのウェーブをかけて、
出来たら、真っ黒な髪を、すぐ洗い落とせるヘア・マニキュア？みたいので、明るい茶色にすると、髪が軽く見えるし、ウェーブヘアも、動きに対しとてもしなやかに流れるので、そっちを描いてみました。
そうすると、あっこちゃん自身が、さながら風に揺れる一輪のラベンダーの花の精みたいに、一層見えるから。
まだ、鉛筆デッサンの段階ですが、色付けが楽しみ（って、素人だから、水彩も油絵も色鉛筆も、パステルも出来ないけどね？
しかし、本を買って、パステルを使ってみようと思っております。初挑戦だー
）
まず、第一段階。
これが・・・
第二段階で、こう。
で、ラスト。
はーい。
こんな感じに仕上がりました。
いやあ！
苦労しました。
スケート靴の写真まで撮りに行ったもの。
で、やっぱり芸術競技の選手は、手の先から、足の指まで美しい！と、言う事で、
必殺、スケルトン・シューズ
色付けの際も、靴より足を目立たせて塗るつもりです。
あっこちゃんの、変えちゃった髪形、アップは・・・
このオリジナルから、
こんな感じで。
ちょっとロングショットで、こんな感に。
オリジナルの、黒髪のストレート（下は軽くカールになってる）も、シャープで好きなんです。
ただ、曲を聴いて、あっこちゃんの動きを追っていると、こちらの髪型の方が、より美しい演技に調和するかな、と・・・。
兎に角、風にそよぐラベンダーの花。
って言うのを意識的に、前面に出してみました。
さて、二枚目は・・・。
こっから始まって、
こうなって、・・・・
こう！
余りポジション的に、違いはなく感じられるかも知れないけど、相当、あっこちゃんの、右足の角度を変えています。
左腕も、これでかなり角度が変わっています。
このポジション、後ろから見ると、お尻がくっと、突き出しているのです。
なので前方から見ると、やや胴が詰まって見えます。
アップも、髪型の変化を見て頂くと・・・
この、オリジナルの髪型から、
こんな感じにしてみました。
どうでしょう。
それと、ドレス難しかった・・・・・
中々、前も横も、後ろも、全部見えるシーンがないんだもの。
録画を繰り返しコマ送りで見ながら、途中で、
「あっこちゃん・・・ドレスをブログでぐるりと写して載せて下さい・・・・」
なんて呟いてしまった程。
難しい分、素敵なんだけどね。
さて、この後、また時間を作って、今度はあっこちゃんの、同じ作品から二つのポーズ、
「私の目にはこう映るの」的、唐突に見つけた、オリジナル画風で描かせて頂きたいと思っています。
なお、色塗りは、全部デッサン終わってからと、思っています。
出来たら、８月、ラベンダー畑で、風にそよぐラベンダーの花をこの目で見て、香りを嗅いで、イメージを強めてから、着色したいんだよねー・・・・
まずは、第一弾のデッサンを完了した所で、
鈴木明子様。
勝手にモデルにして、描かせて頂いて、誠にお詫び申し上げます！！
どうぞ、ご容赦下さいませ～
完成しても・・・・こんなのいらんわな
素人絵描き作品
最後に、今から自爆致したいと思います。
所で、このブログの、タイトル、ナーニ♪？
忘れたもん、シルバニアなんか・・・
元々、鬱病になって来たのを脱出する為、可愛いコレクションを集めてみたけど、いざ、絵を描きだしたら、もう大して興味ないんだもん・・・・
大事にするけどさ。