マルカフェ文藝部「棕櫚shuro」第六号作品紹介
【ご予約開始】マルカフェ文藝部「棕櫚shuro」第六号｜表紙・作品一覧公開
■作品 「階段」 （小説）
■文 椋田裕生
■画 千年迦楼羅
■あらすじ
家に帰ったら、部屋のど真ん中に「階段」が生えていた。
一体誰がこんなものを造った？目的不明・正体不明の階段を中心に家族それぞれの思惑がゆっくりと擦れ違いはじめる。
■挿絵担当者からのコメント
椋田裕生さんの作品の挿絵を書いた千年迦楼羅です。唐突に家に帰ると部屋のど真中に『階段』が生えていた。とかなり衝撃的に始まる物語だが、その驚き不思議さ疑問も主人公を除き徐々に生活の中の馴染でいく、どうしてもその謎を探りたい思いからついに、天井を切る決断をする。大人はとうに忘れてしまった少年の妥協のなき冒険心、疑問への探究心を思い出させられる。大人への扉を開く少年の成長の物語が楽しめました（千年迦楼羅）。
マルカフェ文藝部 棕櫚shuro 第六号／A5判／184ページ／巻末カラー／定価700円／発刊日 二〇一八年 一月十一日／編集人 中川マルカ／表紙絵 なかの真実／発行所 マルカフェ文藝部