あまりに愛らしく働き者であることに感銘を受け
つづけて、本気の火鉢に登場してもらうことになりました。
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こちらも小振りの火鉢ではありますが
リアル灰に、リアル炭。(やっほう)
●桜に梅、華やかな絵柄です
つんと鼻に染むやさしい香り
ぽこぽこと湯の沸く茶室を思い出させるような
なつかしく満たされた香りが立ち込めます。
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調子に乗って
フランスパンを炙ってみました。
重なる炭の隙間に灯る赤色に
昔みた「炭点前」を思い返したところで、
はたと思い出したのは、「まるぎっちょ」 の単語
なんだ、まるぎっちょ?!
と
考えること一晩。わからない。
諦めて、ググったらですね、
「丸毬打(まるぎっちょ)」
と
書き、
胴炭より小さい丸く切った炭を指すものだとわかりすっきりしました。
丸毬打に割毬打(わりぎっちょ)、輪炭(わずみ)に添炭(てんずみ)・・
炭ひとつに、形態や用途に合わせた呼び名が幾通りも。
言葉が文化そのものであるように、
文化は言葉に乗って継がれていくもの。
祖母のもとに集まるお弟子さん方が、初釜を前に、
炭点前の稽古をしながらつぶやいていた言葉を
炭の香りが、懐かしく甦らせてくれたようです。
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平屋の祖母宅も冬は底冷えしたものでした。
焚きしめたストウブの灯油、
そして、くらくら沸いた茶釜の下にはぜる香り良い炭。
ぼうっとしたぬくもりの中にうとうと船を漕いだ日のことも
祖母を囲む賑やかしい笑い声も、つい昨日の出来事のように
くっきりと描けたのでした。
●ぱちぱち、パンの焼ける音もたのしいものです
きのこを炙る、というのもたのしそうだ