蝶々夫人と言うオペラ | 南フロリダ♪マルチーズと音楽家の日常

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マルチーズのミモザ中心のブログですが
趣味のパン作りや毎日のお料理、プランター菜園に音楽の仕事など
日記代わりに付けてるような基本的に何でもアリなブログです!

日本人ならタイトルだけでも
聞いたことはあるのではないでしょうか。
 
 
プッチーニ作曲
オペラ「蝶々夫人」
 
舞台や登場人物こそ
日本が設定ではあるけど
 
原作はアメリカ人弁護士が書いた短編小説を
アメリカ人劇作家が戯曲化したもので
 
イタリア人作曲家のプッチーニが
その舞台を観て感動し歌劇台本化したもの。
 
19世紀ごろ
ヨーロッパで日本文化が流行った
所謂ジャポニズム的代表作品。
 
日本人が作った作品ではないので
ツッコミどころ満載な
内容になっております。
 
なので、
 
私はいつもこのオペラをやるときは
イタリアオペラだと思って
演じています。
 
 
そう言えば以前
こんなことがありました。
 
ゴッドファーザーの編曲者としても
名の知れている
有名なイタリア人で
アントンコッポラ
と言う指揮者がいますが
(ニコラスケイジの叔父でもう亡くなってます)
一緒に仕事をした時に
聞かれたことがあります。
 
「君は蝶々夫人と言うオペラについて
どう思う?
これは日本のオペラだと思うかい?
それともイタリアオペラ?」
 
マエストロにそう聞かれるまで
そんなこと考えたことがなくって
 
数秒考えてから
「イタリアオペラですね。」
って答えたっけ。
 
最後のシーンで蝶々さんが
アメリカの海軍士官の
ピンカートンに捨てられたことを知って
彼との間に生まれた子供を
アメリカ人の奥さんに
引き渡すことを承諾するんだけど
 
子供を引き取りに来る前に
自害する決心をして短刀を手にするのね。
 
で、そこに何も知らない子供が
駆け寄ってくるわけよ。
 
その場面で
蝶々さんが母(私)のことを忘れないでねって
泣き叫びながら歌って
そのあと自害するんだけど
 
元武士の娘っていう設定の蝶々さんなら
そんなドラマチックなことしないで
黙って自害すると思うのよね。
 
って言った。
 
 
 
ま、話の内容はともかく
あと問題なのは衣装と鬘。
 
ハロウィン並みの着物の衣装で
いつもなんとも言えない仕上がりになる。

 

ま、海外だからしょうがないんだけど。

 

でも「マダムバタフライ」は

ポピュラーなオペラで頻繁にやるんだから

いい加減なんとかならんもんかねぇ。

といつも思う。

 

 

どう?

ちなみにメイクは自分でやってます。

 

(注:反転して撮っちゃったので

左右逆に映ってます。)

 

 

 

私は蝶々さんの親戚で町娘役。

 

 

 

 

楽屋での様子です。

ちょっとだけ動画で雰囲気だけでも。

 

 

 

 

 

 
今日は最終日。
3日間の本番が無事に終わりました。
 
 
ミモも長いお留守番お疲れ様でした。
暫くは長いお留守番はないよ~。口笛
 
 
 
 

やしの木やしの木やしの木

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