お遊戯会の劇の小道具

 

「これ作った時、

     楽しかったんでしょ!」

 

「え!・・・

   すっごく楽しかった・・」

 

幼稚園のお遊戯会で使う小道具が完成して、子ども達の練習に初めて登場させた時の一言

 

(笑)

 

幼稚園のお遊戯会といえば・・・

衣装・小道具・大道具作りに、台本作り、ピアノの練習と先生たちはやること満載です。

 

当然この時も、連日夜遅くまで仕事に追われてヘトヘトでした。

 

でも正直・・・

私は、道具作りが大好きなので、体は疲れていても心はウキウキ♪しながら作っていたのです。

 

しかしそれは所詮、

子どもには関係のないこと!

 

と思っていただけに、出来上がった物を見て、子どもに一言言われた時は、

 

え!!!

なぜ、バレている?

私はこの子に、見透かされているのか?

こわい〜!!

 

動揺したものです。

 

そしてつくづく思いました。

子どもは、よく見ている!

 

厳密に言えば、

子どもは、よく感じている!

 

さすがです!

色々なことを感じて、

察知して、

命を保っていくしかない

子どもの感覚

 

研ぎ澄まされ方尋常じゃありません。

 

それから私は思うようになりました。

きっと、全部バレている。

(笑)

 

なにも言わないのは、

ただ、子どもが

 

やさし生き物だから

 

と・・・。

 

 

先生「わぁ〜、上手にできたね!」

 

子ども「うん!」

 

先生「なに作ったのかな?」

 

子ども「・・・」

 

先生ある!ある!(笑)

 

この会話、会話になってない!

 

褒めて育てなくきゃ!

まずは褒めなくちゃ!

 

が先立つ先生の言葉に・・・

 

「え?

なにを作ったかわかってないのに、今、なにを上手って褒めたの?」

 

って子どもは思いますよね。(笑)

 

実態のない言葉使わないように心しなくては・・

と思う今日この頃。

美しくなるということは、

強くなる1つの手段なのかもしれない!

 

2歳児が作った”リップケース”  


 

そのことに気づかされたのは、2歳児を担任していた時のこと・・・

 

朝から園で過ごしている子ども達にとって、夕暮れ時はギリギリの時間帯です。

あと少しでお迎えが来るワクワクと同時に、朝から頑張ってきた頑張りの糸プツンと切れそうになるギリギリの時間帯なのです。

 

何とかその時間帯を楽しく過ごさしてあげたい

 

そこで、警察ごっこ好きの男の子には警察手帳!

おしゃれ好きの女の子には、

マイリップケースを持たせてあげよう!

 

とある日、好きなビーズシールで、好きなだけデコったのです。

 

 

出来上がった女の子のリップケースには、ワセリンを入れて完成!

キラキラした世界に大喜びの女の子達。

 

女の子の間では、夕暮れまぐれのギリギリの時間帯に、みんなでマイリップをつけたり、ベビーパウダーお化粧のようにパタパタする”女子会”は、いつしか恒例となっていました。

 

 

みんなでお化粧ケースから、マイリップ ベビーパウダーを取り、好きなだけ塗りたくる。

小さな唇にぐりぐり塗るものですから、鏡を見ているものの当然大変な様相になるのは言うまでもありません・・・(笑)

 

この女子会

始まりは同時ですが、終わりは個別

気が済んだ子から去っていくのです。

 

「じゃあね!」

 

不思議なくらいに・・・

お腹から声を出して!

 

不思議なくらいに・・・

急に体育会系になって!

 

女の子達は、

元気よく去っていくのです!

 

そこには甘えも、ギリギリ感もないのです。

 

何度やっても、そうなのです!

今でも、2歳児の女の子の中に何が起こっていたかはわかりません

これは他の遊びでは、見られない現象であることは確かです。

 

気分転換とだけでは言い表せないこの現象・・・

だから今でもその光景を思い出しながら、

 

美しくなるということは、

強くなる1つの手段なのかもしれない!

 

と思うのです。