進級・進学のこの季節、子ども達を小学校や幼稚園、保育所等の施設に預ける保護者の話題に必ずのぼるのは、
「今度の担任は、だれだろう?」
かわいい我が子を預ける保護者にとって、1年を大きく左右する可能性のある担任問題・・・
確かに気になりますよね。
逆に、担任になる側としても、自分は子どもと保護者に受け入れられるだろうか・・・とドキドキの時を過ごしている・・・
それが4月です。
時々、保護者からこんな言葉を聞きます。
「子どもを人質に取られているようなものだからね・・・」
と。言葉にしていない「・・・」に、どんな気持ちが込められているのだろうか。
それを思うと、私はいつも複雑な気持ちになるのです。
「・・・」から私が感じるのは、
1、それだけ大切な宝物を預かるという重責。
2、本当は何か言いたいことがあるのに保護者は言えていないという事実。
3、保護者 < 保育者(教諭)の力関係だと、保護者は認識しているという事実。
そして思うのです。
子どもは人質なのか?
お預かりする側からすれば、それは断じてない!と言いたいところですが、大切な我が子を他人に託す保護者の気持ちを思えば、そうなのかもしれない・・とも思うのです。
でも、それでいいはずはありません!
何がそんなにも関係を難しくしているのでしょうか。
例えば、保育者(教諭)の力量不足
例えば、互いの相性の問題
例えば、モンスターペアレンツになることを恐れる保護者の気持ち
例えば、保護者の批判を恐れるがあまりに、保護者の話に素直に耳を傾けることができず、クレームに聞こえてしまう保育者(教諭)の弱さ
例えば、疑問を言葉にして相手に伝える文化がないという問題
・・・改めて挙げると、いくらでも出てきそうです。
保護者と保育者(教諭)が手を取り合い、宝物である子どもを一緒に幸せにする方法はないのだろうか。
考えれば考えるほど、もしかしたらこれは解決不可能な永遠のテーマなのかもしれないと思えてくるのです。
それでも、子ども達の1年は始まります!
保育者(教諭)は、誠実に愛もって子どもと保護者に寄り添い、専門性を日々磨きながら最善を尽くすしかない!
保護者は、伝えたいこと・聞きたいことを胸にしまったまま悶々とした1年を過ごすことなく、我が子と充実した1年を送ることができるような道を模索してほしい!
いずれにしても、保護者と保育者(教諭)が対峙していては、かわいい子ども達を幸せにすることが出来ないことは明白です。
この1年が、子どもにとっても、保護者にとっても、保育者(教諭)にとっても、充実した幸せな1年でありますように・・・
と願わずにはいられない今日この頃。