「寄生獣」でよく知られている岩明均氏が漫画家としてデビューする

前から温めていた物語、それがこの「ヒストリエ」だとか!!




舞台は紀元前。

後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた

生涯を描いた歴史大作です。


蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアで

ギリシア人養父母に大切に育てられていたエウメネス。


ところがある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出自を知った

エウメネスは突然奴隷の身分に落とされてしまうのです。


それが彼の波乱の旅の始まりです。


読んでいてあっぱれと唸るのがエウメネスの賢さ!!


この少年、とにかく賢いのです。


賢いという事が、生き抜く上でどれ程武器になるのか 

思わず「お見事!」と声を出したくなりました。


どんな過酷な状況でも、ひょうひょうと切り抜けていく彼を見ていると・・・


あれ?自分の悩みって解決できないことだっけ?


と考えさせられてしまう始末得意げ



なぜだか読後、スカッとしちゃいます。

懐かしい作品ですが、もし読んでいない方がいたら是非。


独特の空気感が流れるこの作品。


テーマもおもしろいです。


前世において地球を観察するという使命を持って、


母星を離れ他には誰もいない月基地でお仕事をする7人の男女


(地球人ではありません)


その彼らの記憶を持った地球人の高校生たちがまた


偶然にも現世で巡り合い、前世の因縁やそれぞれの思惑によって


物語は進んでいきます。




このお話の面白いところは、最初から登場人物たちが前世の記憶


を持っている訳ではないところ。


彼らは、前世の出来事を日々夢で見るのです。


そのため、覚醒の進度によってそれぞれ過去の認識や知っている真実も


違うわけです。


考えてみたら恐ろしい。


過去の自分がどんな目にあったか、何をしたか、知りたいような


知りたくないような・・。


そんな夢が続くとしたら、

毎日寝るのがこわくなりますよね。


その鍵を握る少女の覚醒が始まるのを、いつしか手に汗握って待っている。


そんな昔の自分を思い出しちゃいました。


また読み直したいです。

「BASARA」で有名な田村由美先生ですが、


個人的にはこっちがオススメ!


「7SEEDS」とは?


「近い未来、巨大天体との衝突により地球が様々な災害に

見舞われ、恐竜が滅亡した時と同じような状態になるであろう」

という学者たちの予測を踏まえ、人類滅亡を回避するため発足した

政府のプロジェクトなのです。



選ばれた者たちを冷凍保存し、人が生きられる世界になったら


自動解凍するというもの。




未来に生き残るメンバーたちはさてどうなる?




この物語のすごいところは、とにかく飽きさせない展開!


サバイバルが続いたかと思えば、次巻はまったく別の登場人物たち。


あれなんだろう?と思えば、7SEEDSプロジェクトのメンバーを選抜する


ために実験的に作られた施設の話だったり。


プロジェクトに選ばれなかった人たちの入ったシェルターの話


だったりするから息つく暇なし。



しかもそのすべてが、徐々に1本につながっていくこの展開には


作者の技量を感じざるをえないのです。


まだ連載中ですが、続きが待ちどおしい作品のひとつニコニコ