北朝鮮の地球周回兵器

 

北朝鮮のミサイル(ロケット)技術は確実に進歩しています。

 

今回打ち上げられた軍事偵察衛星と発表されたものについて、「定かではない」との見解を示していたアメリカでしたが、「北朝鮮が今月21日打ち上げに初めて成功したとする軍事偵察衛星『マルリギョン1号』について衛星番号を割り当てました」との報道が有りました。

 

これまでの情報では、衛星は高度500キロ前後をおよそ1時間半の周期で地球を周回し、軌道は南北のコースを描く「極軌道衛星」との事です。

 

極軌道衛星は、定点観測は不利ですが、16周の間に、地球の自転により通過地点がずれる事から、世界中どの場所でも偵察(観測)できる訳であり、5~6個の運用で、世界中どこでも2時間に1回は付近を通過・偵察できるわけです。

 

問題なのは、偵察用なら今は脅威ではないかもしれませんが、攻撃用としての運用目的なら、大なる危機を世界に与えることが出来ます。

 

極軌道衛星を核弾頭装備で落下制御可能であれば、世界中どこにでも核攻撃が可能になります。

 

地上からの核ミサイル装備をアピールするより、何時でも攻撃できる核が上空にあると言う方が遥かに大きな脅威となります。

半世紀ほど前からこの構想がありましたが、それ以外には衛星からのレーザー照射が考えられていますが、ドラマのような高出力レーザーはまだ先になると思われます。

 

現在では実現できるかもしれない「神の杖」を目指しているかもしれません。

神の杖は、タングステンの太くて長い棒を加速をつけて衛星から投下する武器です。

重量のあるタングステンの棒は摩擦熱で数千度の高温になり、地表に衝突すれば莫大なエネルギーを放出し、核と同等の破壊力を生みだします。

 

神の杖が発射されてしまえば、考えられる如何なる防空システムでも対処できません。

 

北朝鮮が、偵察衛星としての運用だけでは終わらないとすれば、攻撃衛星の発想が有ると考えられます。

 

この度打ち上げたものは、弾頭部が特徴的に大きい事から、大型の衛星打ち上げを計画していることは間違いないと思われます。