「紅麹サプリ」での健康被害で思う事(5)
健康被害の報道から1ケ月以上経ち、分かったのは至るまでの流れです。
分からないことだらけの中で、「小林製薬から消費者庁に報告が有ったのが、第1報から2ケ月遅れが被害拡大をもたらした云々」と報道されていますが、毎月数千~数万人(?)が利用しているもので「健康被害が有りましたよ。心当たりはないですか?」との連絡が医師からあっても、そのサプリが原因だとする根拠を探ってから届け出をするのが道理だと思います。
医薬品であれば、因果関係が不明でも、直ちに厚生労働省に報告し、迅速な対応がされたはずですが、食品の場合では、消費者庁に届け出る事となっておりますが、努力義務です。
ですから、明らかな因果関係が証明されなければ、うかつに報告はしない方針になると思われます。
現に、消費者庁が各企業あてに調査を行ったところ、機能性表示食品18種類・117件に健康被害があった事が分かりました。
このニュース報道では、終始固定のこの画面だけでした
小林製薬の22件以外の報告は、この調査が無ければ埋もれたものと推察されます。
小林製薬では、少し遅れて、「原因物質はプベルル酸ではないか」との発表が有りましたが、この物質が同定できたのは、こういう事に知識のある人には評価されたと思います。
原因物質の推測は出来ましたが、果たしてそれが原因物質であるかの結論はまだ先になりそうです。
そもそも、その原因物質がどうして発生したのか、又は、紛れ込んだのかも憶測のままです。
その様な中で、被害減少の取り組みがスタートします。
「紅麹サプリの件は間に合わなかった」との記事になっていますが、「今更気が付いて制度の穴埋めをした」と思えてなりません。





