新型コロナワクチン接種しますか? 11月は躊躇ってましたが。
SARS-CoV2ワクチン、ようやく日本でも準備が始まった。
「摂取しますか?」に対しては「接種する。」との答えが増えたものの、「暫し、様子を見てから。」と思っている人も多いのが現状。
かく言う、我がご主人のM氏も「様子を見てから。」と述べたかと思えば、「複数の基礎疾患を抱えた高齢者なので優先で接種してもらう。」ともブログの中でも述べていた。
8月のブログでは「有効なワクチンは簡単に出来るはずがない。」と述べていたが、mRNAワクチンがどのようなものかを調べてみたら、これならいけるかも知れないと気付き、ワクチン否定論者でなくなった時、有効なワクチンは完成していた。
しかも、前代未聞の有効率が発表されていた。
これまでの一般的なワクチンは病原体を不活化、弱毒化、修飾などで、いずれにしても病原体を培養して増やすことが、特にウイルスの場合は大変で時間もかかった。
それが、遺伝子操作によるものは、病原体から必要な遺伝子を取り出し、コピーをしていけば短時間に大量の原料が出来る。
この度のmRNAワクチンは、ウイルス中のコロナ突起を作り出す遺伝子の部分を取り出し、その部分に対応するメッセンジャーを大量コピーして、体内に投与すれば、そのmRNAが体細胞に取り込まれ、細胞内でコロナ突起を形成するタンパクが大量に合成され体内に放出される。
その蛋白を異物と判断した免疫機構により記憶され、細胞性免疫の記憶が残る一方液性免疫機構が働き抗体を産生する。
抗原となる蛋白は、mRNAを取り込んだ細胞内で産生され、細胞内の遺伝子部分(核)には取り込まれずにやがて消滅してしまうので、体細胞に変異が起こることは無いと考えられている。
がん治療の分野でmRNAを体内に投与する研究が進んでいたが、この度のワクチン製造に役立ったわけだが、緊急事態の中では異例の速さで知見を終えることが出来た。
おかげで、がん治療の分野でも、別のワクチン製造においても、何年分の進歩があったわけだ。
治験中の副反応は、アナフィラキシーショックと思われるものが報告されているが、想定内の範囲であり、どんなワクチンでも起こり得る範囲と考えられている。
ノルウェーで、ファイザー・ビオンテックのワクチンの投与を受けた約4万2000人のうち33人が亡くなったと1月半ばに報告された。全員が接種後数日以内に死亡した。
これが報道されると、「やはり。」と安全性に疑いを持つ人が出てくるのは当然と考えられるが、何でそうなったのかまで理解しようとしない人たちが、良く分からない人たちを惑わせる。
ノルウェーでは高齢者向け介護施設入所者に優先的に接種を進めていて、今回の死亡者について年齢は75歳以上で、余命数週間等の末期患者も含まれていた。
数字だけで「死亡率何%」とかの煽るような報道の問題もあるが、考えもせずに鵜呑みをする。
そして、あたかも危険なものであると知ったかぶりをして周りに伝える人達もどうかと思うが。
世界で接種の一番進んでいるイスラエルでは、国民の1/3が1回以上の接種を終え、3月中には若年層を含め、ほぼすべての国民が接種を終える予定との事だ。
現時点でも国全体で発症が抑えられているとのデータも報告されている。
イスラエルが進んでいるのは、国民皆保険であることは日本と同じだが、国民全ての健康データが一つに蓄積され、個人のカードにはこれまでの健康に関する履歴・個人情報が納められている。
日本では、マイナンバーカードと連携してとかどうのと言うこともあったが今回は見送られた。
日本では、個人情報を統括する仕組みが無いので、的確な行動を起こすのに時間と手間がかかる。
給付金にしても、財務省と税務署が連動できていないように思われるし、役所間の情報を一元化したいと考えながら、何時までもそれが出来ない。
気が付けば、この分野では後進国(発展途上国?)になっている。
ここで、こんなことを言ってもはじまらないので、河野大臣の手腕にお任せして、何とかスピーディーにワクチン接種計画が進むことを期待したいです。
新型コロナでは回復しても後遺症の問題があります。
これまでの国内外の報告では、新型コロナに感染した人の3人に1人が少なくとも1つ以上の症状を後遺症として経験しています。
なお、これらの報告は入院例、重症例を対象にしたものが多く、軽症だった方を含めた後遺症の頻度はもっと低いものと思われますが、若い人でも後遺症が続くのは問題です。
「日本では死亡者が少ないので、軽い副反応であってもワクチン接種は避けた方が良い」との考えは、後遺症で苦しむ人の話を聞くと、極めて確率の低いリスクのために躊躇う事を再考すべきと思います。
もう一つは、
症状の無い人からの感染の方が多いと言う事が分かりました。
JAMA Netw Open. 2021;4(1):e2035057.
他の病気と違い、誰が感染させるか、自分が感染源であることも分からなければ、感染を亡くすことはできない。
マスク等の防御策とモラルで感染の確率を少なくすることは出来ても、終息の見通しは立たない。
高齢者の致死率と、致死率の低い若年者でも後遺症で生活レベルが低下することを考えると、ワクチン接種によるベネフィットの方が大きいことに気づけば、ワクチン接種推進となるのは、当然のことと思えます。










