映画「正午から3時まで」(1976年) | マジョルカのブログ”ハプワース日和”

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どうも、マジョルカです。

今日はチャールズ・ブロンソン主演の異色西部劇「正午から3時まで」を紹介しますカチンコ

 

ところで、最近の映画ファンの人はブロンソン知ってるのかな~?

 

僕が映画雑誌「スクリーン」を買い始めたころ、

アラン・ドロンは圧倒的な女性人気があったんですが、

実際にはドロンの男性ファンは多くて、

彼らが共演した「さらば友よ」「レッド・サン」は根強い人気作品で、

放送されるたびについ観ちゃうんですよね。

 

さて「正午から3時まで」は異色西部劇って書きましたが、果たしてどこが異色なのかといえば、

本作はアクションシーンが少なくて、

ブロンソンが本作ではちょっと”とほほ”な犯罪者を演じてるんですよ。

 

 

ヒロイン役のジル・アイランドはブロンソンの愛妻であり、

本作以外にも夫婦共演作品はありますが、本作の主人公がちょいとばかり引きずる性格のため、

なんか私生活を見せられてるようないつも以上の甘さが漂っています。

 

強盗の一味だったグレアムが逃走先の家で暮らす未亡人と数時間過ごし、

再び未亡人を訪ねるまでの状況に大きな変化が生じており、

未亡人のある発言によって彼は伝説のガンマンに祭り上げられていたのだが・・・

 

・・・というのが大まかなストーリで、こう書いては身もふたもないですが、

ブロンソンが伝説のガンマンに見えない状況になっているのを楽しむ作品です。

 

 

まあ実際ブロンソンは変に身ぎれいな服装でいたり、自意識過剰な主人公を演じてるので、

いつものブロンソンって感じじゃないのは確かかな。

 

初めて本作を観た時には単純にアクションを楽しみたかっただけに、

ストーリー展開もそして結末も想像できませんでしたね。

 

「正午から3時まで」は物足りない部分がある仕上がりですが、

いまではブロンソンが死ぬまで愛した妻であるジル・アイランドとの共演作の中でも、

本作はいつも以上に楽しめたんじゃないかなって思うし、

彼のファンとしてはそんな仕事ができて良かったねとも感じるのですベル

 

 

今日もぼくのブログを読んでくださって、本当にありがとうございました。

それじゃあ、アディオ~スバイバイ