中3の息子は中2に年末に2週間入院しました。
病院で心理検査を行って、医師とのやりとりの中で 自殺願望がとても強いので
薬の調整と万が一のことがないように安心のため2-3週間入院してくださいと言われました。
息子は当然拒否
私も まさか入院するほどではないと思っていたけれど。。
入院に同意しない場合は書類にサインをしてもらいます。
以前同じようなケースで、入院せず自宅に戻り、その日の夜自宅の窓から飛び降りて救急車で運ばれてきたケースもあります。
まずは息子さんの命を守ることを最優先させましょう。と説得され。。
息子は今そんなに危険な状態なのかとどんどん悪い方向に考えてしまい、強制的に入院してもらうことになりました。
私が説明しても納得しないので、病院のスタッフの方にお願いし、大人の男性4人ぐらいに囲まれ、ベットに乗せられ
入院病棟へ移動することになりました。。
暴れる可能性もあるからだと思うのですが、このときの強制入院は今でも息子のトラウマになっています。
体を拘束されるときは両親はそばにいない方がよいということで、離れたところで待機していました。
もう私も夫もオロオロするばかりで、なんでこんなことになったのか 涙が止まりませんでした。
その日はもう息子と会うことはできなかったけど、暴れることなく観念したようにベッドに寝かせられおとなしくしていたそうです。ただ静かに涙を流していたと看護師さんからあとで聞いて、この決断を後悔したり、息子に対して本当にもうしわけない気持ちがあふれてきて
この感情にどう対処してよいのか、まさに想定外の出来事がふりかかり、自宅に戻ってからもずーっと涙が止まりませんでした。
とりあえず入院という決断、息子を裏切ったという気持ち、これからどうなるのかという不安、
また息子の笑顔を見られる日が来るのだろうか。。
それ以前に息子を失ってしまうかもしれないという恐怖感。。
私がしっかり病気のことを理解してささえなければという焦り。。
その後入院病棟に無事移送された息子とはその日、翌日いっぱいまで面会することはできませんでした。
ラインで iPadどこいったー?おーい!
おーい! おい! というメッセージが数回入っていて、もちろん気づいていたけれど鬼の心で無視。
実はiPadは看護師さんが預かってくれていて、翌日本人に渡してくださって、時間制限付きでスマホもiPadも使えるようでした。
最初の面会時にどれだけ恨みごとを言われるだろうと覚悟していました。
周りを拒絶し、自分の世界に閉じこもってしまった息子。
下った診断名は統合失調症
後で、そんなに早く診断されるのはおかしいのと、統合失調症にみられる被害妄想は他の精神性障害でもみられるものなので
今だになぜこのとき統合失調症ですと医師から判断が下ったのか。。
でもまずは医師の診断と処方に従ってしっかり治療に取り組もうと思ったのでした。
処方された薬はハロペリドール(向精神病薬)とセロクエル、ゾロフト+ビタミンB1-6-12
セロクエルは睡眠薬的な役割という説明だった。