この間、あなたへのおすすめ記事、みたいに上がってきたブログがありました。
読んでみたら
この春入学したお子さんの小学校で、絵日記の宿題が度々出るけれど、
それを書くのに時間がかなり取られて
他の家庭学習の時間に食い込んでしまうので悩む、というような記事でした。
なので、親御さんがヒント等出して、なるべくさっと終わらせる、みたいな感じでした。
 
確かに書くのに時間はかかるかも、特に最初の頃は。
みかんの附小では、1年の秋頃に何回か宿題として絵日記が出て、そのうち強制の宿題ではなくなり、自由参加になりました。絵も適当で良い、と言われるようになりました。
 
6年生の終わりまで続け、2学年分ごとに先生が製本屋さんに出してくださったので
6年間で3冊あります。
 
 

 
このブログでも何度も取り上げてますが、結果的に私はとても良い学習だったと思うんですよね。
 
当時は私は、絵日記の効果を確信していたのではなく、とにかく附属中に内進できるようにという気持ちからでした爆  笑
学校のことさえしっかりやっていれば、内進できるという先生のお話でしたので
じゃあ、絵日記も、みかんちゃん、週1回位は書いたら?と勧めた感じ。
 
中学受験で外部に出た子供たちには、受験勉強との兼ね合いでやはり負担となった気もします。でも6年間書いてきたことは、大きな力になっていると思うのです。
 
週1とはいえ、日常生活では中々題材がなかったりします。
何を書こうかと考えると
自分が何かを体験してる最中にも、題材として取り上げるために、観察力や洞察力も深まる気がします。
ぼーっと体験するのではなく、書くために、深掘りせざるを得なくなる。そうしないとマスが埋まらない。
書きながら、あれ?と思ったことは調べるようにもなります。
書いていくうちに自分の思考も整理されてきます。
 
そしてどの担任の先生もコメントをくださるので、
読み手にきちんと伝わるように意識して書くようになります。
先生が皆の前で、取り上げてくださることもあるので、みかんは張り切ります笑
みかんさんのは毎回面白いね、と言われると益々笑い
 
書くことに抵抗もなくなっていきます。
罫線のない自由帳に書くため、書き易くなるように線を引いても良いのですが、
私は、そのまま書いたら?と言いました。
下書きさせてからの親御さんもいらっしゃいましたが、
私は、書くことが面倒にならないように、もういきなり、で良いんじゃない?とみかんに言いました。
毎回、良い物を書こうとして力尽きるより、どんどんどんどん枚数書いていくことで、
書くことが億劫にならないように、書くことに抵抗感を持たず、普通に書いていけるようにと思ったので。
 
書いた後は提出前に、私は必ず読みました。そうだったんだ~みたいに、それについて話をしました。突っ込んで聞いたりはしたけれど、直すことはしませんでした。
この部分、ちょっと先生に意味が伝わらないかもよ?とはほんのたまに言いましたが、直し方も自分でみかんが考えて直しました。
そんなに時間もかけずに書けるようになってきます。
 
 
こういう文章力は考える力も育ち、大切だと思ったのですが、
 
今日ニュースで
横須賀市がChatGPT導入に力を入れている、というのを見ました。
AIが、「高校生向けの文章」「小学生向けの文章」等など、目的に応じてしっかり作ってくれるそうです。
 
ということは、人間は、文章力がなくても問題なくなるのでしょうか!?滝汗
絵日記の宿題は無意味か!?と驚きましたが。
 
でも。
頭は良いけど、悪質な人がAI開発したら、その悪玉AIにだまされることのないように、
人間は賢くなって、考える力・文章力をつけることこそ今後更に大事かもよ?とも思います。爆  笑