新海誠監督の映画『すずめの戸締まり』が、先週の金曜ロードショーで
本編ノーカット・地上波初で放送されましたね。
2022年公開の時は、桃夫婦は劇場に行ったのですが、私は見に行かなかったです。
その時の桃の感想が...
うーーん....同監督『君の名は。』の方が何百倍も良かったと。
桃は『君の名は。』は何度も映画館に通い、聖地巡礼まで行っているという
のめり込みっぷり
桃とは映画や音楽でまぁまぁ好みが一致したりするので、行くきっかけも逃し、私は
今回初めてTVで見ました。
そしたら、私は、良かったんですよね
ちょっと『もののけ姫』風テイストな、昔の日本の神みたいな感じがして、最初から最後まで目を離せなかったです。桃が、イマイチと言ったのが不思議で、ラインで聞いてみたり。
桃は、登場するダイジンという名の猫がとにかく不気味だったと言うのです。声優が子役なので更に不気味さを増した、そこから映画に入れなかった、と言います。
私には目の大きなアニメ猫にしか見えなかったんだけど。
私:不気味って..。その猫が、子供の声だし、座敷わらしみたいな不気味さ?
桃:そうそう!私は怖いの苦手だから。
髪の毛が伸びる菊人形みたいな不気味さなんでしょうかね。全く感じなかったけど。
私は『君の名は。』の方が、どこにそんなにハマるのかあまり理解できなかったです。登場人物の男女が入れ替わる、という設定で、そこが私的には、うーーん非現実的すぎるみたいな。。
私はファンタジー好きだし、決して非現実的なものに全て入れないというのではないのですが!
桃:ママだって、『崖の上のポニョ』でポニョが金魚だと思った途端、金魚って海にいないよね、ってなってすっかり引いちゃって、映画に入り込めなかったって言ってたじゃない。それが今回の私の、ダイジン猫。
そのポニョ金魚説も、子供が「金魚」と捉えただけで、確定的ではないとも言われてますが、
私は金魚だと思い込み。確かにそこから引きました(;'∀')
このダイジンという猫が、本当は悪さをする猫だったのか、神猫だったのか、とか面白かったし、すずめの実のお父さんはどこ行ったのか、とか疑問もあって、
新海誠監督ご自身が書いた本『小説 すずめの戸締まり』も図書館で借りてきました。
映画公開の3か月前位に出版された、原作本となります。
育ての親となった環叔母さんが、心の底の闇落ちを暴露したシーンが、映画では私は
ちょっと唐突に感じ、「悪魔でも乗り移ったのか!?」と思ったけれど、
本を読んだらそっか~と思いました。本と映画、ほぼ同じような内容ですが、本の方が心情が細かくわかるかな。
そういう点もありましたが、私は映画の方が断然良かったです
細かく分からなくても、推し量る楽しさがあります。
本はすずめが一人称で書いている形で、細かく心情がわかる部分はあっても、映画の方が、際限のない壮大な感じが出るみたいに。
椅子にされた草太さんの声が良くて、良い声の上に上手で、これは誰?と調べたら
SixTONESの松村北斗でした。本職でなくSMILE-UPでもこんな上手なんだ!と感心してたら酷評もあるようです。
爽やかで声質も良く、魅力的に演じられていたと思ったのですが
色々意見はあるものですね~
桃が、みかんちゃんがSixTONES大好きだから、北斗褒めると喜ぶよ!と言うので
3人のライン(ここはパパ抜き)に
松村北斗素晴らしかったわ~と書き込みました
みかんは喜んだようで、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にも出てたよと
いそいそと書き込んできました。
カムカムエヴリバディ見てませんでしたが、重要な役をやってました!
一方桃は、神木隆之介さんファンなのです。神木さんは『すずめの戸締まり』で大学生の芹沢さんの声優をやりました。
この芹沢キャラが大人気となり、新海監督も喜んで、スピンオフ小説を書いたと言っていました。それを、映画館に来た先着何名かに、配布するほどのフィーバーだったそうです!
ということで、『すずめの戸締まり』色々楽しめました!