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今日は4月13日です。

毎年この日には「カティンの虐殺犠牲者の記念日」祝われています。なぜかというと、1943年4月13日、ドイツ軍がソ連でポーランド軍将校の集団墓地(射殺死体)を発見したという情報を発表したからです。ソ連が公式に犯罪を認めたのは、虐殺から50年後の1990年4月13日でありました。

 

殺された人の中には、ポーランド軍人だけではなく、様々な大学の教授、医者、弁護士、技術者などがいました。ソビエトは(ドイツのナチスも)ポーランドのインテリ(知識階級)を殺害することを計画しました。国内に知識を伝える人がいなければ、そのような国は徐々に滅びていきます。

 

カティンの虐殺はカティンだけでなく、ビコヴニャ(ポ語 Bykownia、ウクライナ語 Биківня ビキブニャ)、ハリコフ(ハルキウ)、メドノイェ(ポ語 Miednoje、ロシア語 Медное)、おそらくクロパティ(ポ語 Kuropaty、ベラルーシ語 Курапа́ты)など、まだまだ知られていない犠牲者の埋葬地が多くあります。

 

片仮名では "カティン" と書きますがポーランドの発音ですと "カティニ" Katyń (最後の文字は "n" ではなく、ポーランドの独特な文字 "ń" で、発音は 短い "ニ" です。日本語では "カチン" とも書きますね。

 

悲しいテーマなので、これだけにします。

 

歴史も大事ですが未来も大事です。歴史を尊重しつつ、未来のことを考えましょう。

 

 

ご興味のある方がいらっしゃいましたら、以下のリンクはカティンの森事件に関連する新しいドキュメンタリーです。日本語はありませんが英語のバージョンがあります。見つけたばかりですので、少ししか観ていなくて、どのぐらい長いかわかりません。どこにも書いてなくて、動画の”長さの線”(日本語ではなんというかわかりません)はついていないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「カティン」というポーランドの映画もあります。ご存じの方が多いでしょう。ユーチューブでみつけたのは英語の字幕のものです。最初はドイツ語ですがスタッフとキャストの紹介だけです。日本語のものもあると思います。お時間のある時にご鑑賞ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

先日書いた記事です: