大失敗と挽回の話。傷つけた！と思ったら

今日は土曜日ですが、

新入園児だけ登園日で、

次男カボスは初めて幼稚園バスに乗りました。

意気揚々と、とってもうれしそうに。

で、土曜にしては早い朝だったので

私は庭の草むしり。

それから、もうすぐ入学式の娘みかんと

ヤマハに行きました。

その間中、ちょっと気になっていたこと。

それが、今日お話ししようと思った

私の大失敗のお話。

昨日は入園式で、

気づかれもあって眠くて

「もう晩御飯作らんと寝たいなぁ。

母ちゃんがご飯作らんと寝てもたらどうする？」

と言ったのです。

そうしたら、

「僕が作るー」って、

小４長男デコぽんが！！！

「えっほんまに？

それやったら、ご飯２合炊いてー。

昨日買ってきたシュウマイあるし、

みそ汁となんかあったらええんちゃうかな」

そして二人で冷蔵庫を覗いて

材料を物色してメニューを決めて

「キャベツを適当にちぎって

フライパンに敷いて、

シュウマイ載せて

水100mlくらい入れてフタして、

蓋が水蒸気で曇ってきたら弱火にして10分くらいー」

などとアドバイス。

「かぼちゃどうやって切るのー？」

「こうやって力で押すか、」

「切れないー」

「まな板にたたきつける！」

すこーん！と割れて飛んでいくカボチャ。

（驚）

私に色々聞きながら頑張ってくれました。

みかんもカボスも

サラダを作るのを手伝ってくれたけど、

兄ちゃんが一番、頑張ってくれました。

そして最後に

「みそ汁できたよー」

「味見した？」

「ばっちり！」

と言うから、味見しにいったのです。

でも、味を見る前から、

汁の濃度が濃い。

「これ、ちょうどよかったん？」

「うん！」

ズズッと味見してみたら

そのあまりの殺人的濃度に

「濃すぎる！どんだけ入れてん。

ほんまに味見したんか？！」

と、ケチョンケチョンに言うてしまったんですーーーー

だって、水を足しても足しても

全然薄くならないんです。

500ml足して、まだやな。

200ml足して、マシになったか？

100ml足して、あかんやん。

もう100ml？　これで許しとく？

だから、水を足すたびに

「まだあかんやん。えっらい濃いで。

どんな舌しとんねん！」

あかんやろ、これはあかんやろ、

でも、止められなかったんです。

そして、みそ汁が出来上がる頃には、

悲しくなって、拗ねまくった子が一人。

ごめんなさい。

作ってくれてありがとう。

母ちゃんうれしかったよ。

濃すぎるって母ちゃんが言ったから

イヤになっちゃったんだよね。

ごめんね。

って、最初謝ったときは

うん、って泣きながらぎゅーしてくれたのに、

食べに来てくれなくて布団に潜り込んでるから、

食べようよー、ごめんなさいー、

だって、母ちゃん、

作るって言ってくれてうれしかったのにー

どんなに言っても、びくともしなくて。

自分のしでかした事の大きさを

思い知りました。

ご飯作りたくないといった母ちゃんの代わりに
ご飯作ってくれた息子をけなして
思い切り傷つけてしまったのです。

溝ができてしまうーー！

それで昨夜は息子が寝てしまったので、

挽回は今日ですよ。

ヤマハから帰ってきてから、

宇宙遊びをしました。

「友達に見せたいから、はやぶさ２作ってよ」

とブロックを作ってた息子にリクエストしました。

そしたら、写真を要求されたので

（私は覚えてるかと思ってた）

ついでにはやぶさ２のクラフトを印刷してやりました。

とにかく、好きそうなものをバンバン与えて

好きに喋ることをいっぱい聞いて

昨日以上の会話と対話を！！

今日の私にできる精いっぱいの挽回。

そこまでしなくても、

息子は私を嫌ったりしないし

会話するのをやめたりしないってことは

重々承知していたけれど、

なんかね、やらずにおられなかったのですね。

息子がクラフトに夢中になってる間に、

みかんとカボスを連れて

小学校に桜の写真を撮りにいきました。

入学式の時にはなくなっているだろうから。

みかんのついでに買った

新しい体操服に、名前を書きました。

2人でみかんのランドセルに

体操服やお道具箱をいっぱい詰め込みました。

風呂上がり、何とはなしに

「あんた、学校で気になる女の子とかおらんの？」

と訊いてみました。

「おらん」

「気になる男の子とかおらんの？」

「え、それどういう意味？」

「もっと仲良くなりたいなぁとか」

「あ、おるよ。〇〇くん。△△くんと、◇◇くんも」

そんな話までして、

ようやく？　ホッとしました。

パンツの教室的には、

4年生やから、

ホンマはもう巣立ちなんやけどな。

母ちゃん卒業に向けて

接し方を変えていかんとあかんのやろうけどな。

なんか、もう最後やなと思ったら

スキンシップが前より増えた気がするわー。

なんて思いながら、

頭を抱え込むようにしてぎゅーって。

しました。

そんな、失敗と挽回に向けてのお話でした。