S5)ご機嫌伺いというツール | 同居嫁のため息

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久しぶりに帰って来ましたぁ! 実録、「渡る世間…」。

* 本記事は2016年4月26日に投稿したものです。

夫はその朝、目覚めて1番最初に「気が重いなぁ…」とつぶやいた。
とりあえずは、家の中で会話することをやめようと話し合った。

吊りコールを入れてみる。
私 「お母さん、ランチ行こう!ランチ!」

壁一枚で隔てられた姑の世帯は玄関開ければ10秒で行けるのだが
そこでトラップにかかれば、不毛な会話を繰り広げることになる。

だから、あえての電話なのだ。

姑 「外暑いがな。めんどくさいからええわ。」
私 「車だよ。ホラ、まだキューズモール行った事ないって言ってたよね」
姑 「あぁ!あっこ(あそこ)なら行きたいわ。この間な、加藤さん(仮名)も…」

まずい…、また延長開始のお知らせデス。
私は姑のハナシを遮るようにハナシを続けた。

私「じゃ!決定だね。11時出るから用意しておいてね♪」
姑「せやから、加藤さんがな…」

あ、戻すカンジ? そこどうしても話したいカンジなワケ?
遮断アゲイン。

私「あ、パパがかわって欲しいって!」

受話器からは姑の話し声が聞こえるが、そんなことはお構えなしに受話器を夫にいきなり手渡す。
まさかの代打に夫は「え?ボク?」ってな表情で電話を手にする。

夫「じゃ、そういうことで」

ピッ!と終話の音がコードレスホンから聞こえた。