ライブドア問題で改めて「会社」を考える
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会社は誰のものかが話題になったことがあった。
ホリエモンは「会社は株主のもの。そんなの当たり前じゃないですか」と語った。
ライブドアの株主の多くは個人投資家。
ヤフーファイナスで、ライブドアの掲示板をのぞいてみてほしい。損した投資家のライブドア批判がほとんど。誹謗中傷も後を絶たず、とても見るに耐えない。2チャンネル化している。まあ、裏切られたのだから批判は当然ではあるが。
類は友を呼ぶ。社長の考えに賛同した投資家がライブドア株を買った。
「稼ぐが勝ち」「100億稼ぐ仕事術」「儲かる会社のつくり方」など、彼の著書のタイトルには稼ぐ、儲かるが多い。
ホリエモンは、短期で儲かればいいという株主のために会社を大きくしたかったのか。
今日買って明日売るかもしれないよく分からない人たちの方ばかりを向いて経営した結果、利益の源泉である大事な顧客、従業員の満足度をおろそかにしたのではないか。
内部告発があったかどうかは正確にわからないが、報道によれば、少なくとも元幹部の証言が逮捕のカギだったのは確か。
価値判断がお金の経営者の下で、はたして従業員はシアワセだったのか。
時価総額で世界一になるのが、ホリエモンの夢だった。
仮に、世界一になったとして、その会社で働いている従業員の満足度は、果たして高いのだろうか。
改めて、会社って何?
私が考える会社とは、利益の追求ではあるが、その大前提には、収益の源泉である顧客満足、従業員満足がなければならないと思います。
組織の最小単位はヒト。ヒトとヒトがつながって、会社になる。ヒトを大事にしない会社は長続きしない。
ホリエモンには、ぜひ復帰して、今度は真にいい会社づくりをしてほしいと願うばかりです。
私は、社労士として、ヒトを大事にする会社のためにがんばりたい。
田中謙二