初体験~月と土星のランデヴー | tanakasrのブログ

初体験~月と土星のランデヴー

土星の環と月のクレーターをはじめて見てきました。

場所は京王線分倍河原駅からバスで10分の府中郷土の森博物館です。月に1回、星空観望会が行われていることをインターネットで見つけてさっそく出かけてきました。最初に、30分ほど府中天文同好会の方より今日の星の見どころのレクチャーがありました。スライドも交えながらわかりやすく丁寧な説明で、気持ちがいっきに高まりました。そしていよいよ星観望が始まったのです。

 

参加者は親子連れの家族が多く、20人くらいだったでしょうか。お父さんが星を指差しながら、「あれがオリオン座で、こっちがこいぬ座」などと子供に教えている声があちこちから聞こえてきました。僕は、そのときふと自分の子供の頃を思い出していました。

僕のいなかは、名古屋のはずれ、濃尾平野の真ん中にあります。冬の寒い夜、おしっこに起きるとき、トイレは家の外にありましたので庭を横切ってトイレに行かなければなりませんでした。白い息を吐きながら、ふと夜空をながめます。すると、いまにも降ってきそうな星の数々が空一面にキラキラと輝いていました。子供の頃確かにみたあのキラキラとした星たち…大人になってから見たことがあっただろうか。思い出せません。それ以前に、星をじっくり眺めることさえなかったように思います。

さて、星観望に話を戻します。
今夜は月と土星が接近していて、まず月のクレーターを見ました。月は太陽の光によって照らされて明るく見えるわけですが、望遠鏡でみるとその明るさはさらに増します。まぶしいくらいです。その中に、デコボコした部分がはっきり見えました。山、谷、海(うさぎが餅をついているようにみえる模様の部分だそうです)。形は実にさまざまです。

土星の環もはじめて見ました。写真でしかみたことがなかったものを実際に自分の目でみる、それだけで人って感動するものなんですね。他には、M42(オリオン座大星雲)。モヤモヤとした雲のようななかに星が四つ見えました。生まれて間もない若い星のようです。そして、しし座γ(ガンマ)星。小さな星が寄りそって見える、連星というのだそうです。最後に、今日のプログラムにはなかったようですが、サービスで木星も見せてもらえました。ほんとにしま模様になって見えるんですね。

1時間も星を眺めていたので首は痛くなってくるし、体のしんまで冷え切ってしましました。でも、今日は忘れてしまっていた何かを思い出させてくれた貴重な1日でありました。