前期課題完成など雑感 | tanakasrのブログ

前期課題完成など雑感

大学院の前期課程が実質今月で終了です。

前期の課題は「ビジネス人事労務法務」と「キリスト教学」の2科目。暑さと時間との戦いでしたが、週末かなりスパートをかけ何とか目処をつけることができました。

「キリスト教学」は、キリスト教を中心に世界の歴史を概観するもので仕事に直接関係するわけではないのですが、たいへん興味深いものでした。

政治と宗教については、このブログはもちろんのこと、リアルな会話のなかでもなかなか話しづらい内容です。日本では、「支持する政党、信じる宗教は内心のことであり軽々しく口にしない」が一般的共通の理解だと思います。その背景は、いろいろあるのでしょうが、歴史観や民族性から説明されることが多いのでしょう。講義を受けるに当たり4月に聖書を買いましたが、レジ待ちのとき、なんとなく後ろの方の視線を感じました。聖書を買う行為が私自身フシギな感覚でした。

講義で特に興味を持ったのは、アメリカの宗教と政治の関わりについてです。政教分離を大原則とするアメリカでは、大統領就任式に聖書に手を置いて祈ります。また、パブリックスピーチで大統領はしばしば「神」について当たり前のように言及します。公立学校では、星条旗に向かって宣誓するよう求められます。日本人からみたらこれがよくわからない。ヒントは、森孝一著「宗教からよむ『アメリカ』」(講談社)にありました。合衆国憲法で明確に国教制度を禁止したはずのアメリカには、目には見えない、あるいは意識されないがキリスト教に極めて近いものの存在が精神的支え(土台)になっているというのです。でもそれは決してキリスト教ではないのです。99%キリスト教だけどキリスト教そのものではない。なかなかの良書です。興味のある方はぜひお読み下さい。

「あなたは宗教を信じますか?」なんていうと日本ではおかしな目で見られますね。宗教というとなにかしら怪しげなもの、怖いものというイメージなのでしょう。オウムなど新興宗教の影響などもあるのでしょう。初日の出にすがすがしさを感じたり、初詣に出かけたり、宗教的な行為をそれと感じないまま日々過ごしている日本人の宗教観って何でしょうか。他国と比較することでいろんな疑問が湧いてきます。また、宗教観の違いも見えてきます。関連書などを読んでみたいと思います。

苦しいときの神頼み。修論の完成に向けて苦しい毎日です。神に祈ります。