ダイエー創業者の死去におもう | tanakasrのブログ

ダイエー創業者の死去におもう

中内氏が亡くなった。ダイエーの発展の歴史は日本の高度成長の過程とともにあった。94年のピーク時は売上が5兆円を超え、株価は96年4月にピーク(28400円)をうち、以降右肩下がりの一途をたどった。現在は産業再生機構の支援をうけ再建中。株価はピーク時の10分の12480円)以下まで落ちている。

ダイエーは、「流通革命」(価格はメーカーが決めるのではなく、小売が決める。)、「価格破壊」(いいものをどこよりも安く。)を旗印にして、拡大路線(球団、ホテル、不動産、金融など)を突き進み、バブル崩壊以降、その重厚長大な組織ゆえに方向転換がすぐにできなかった。拡大路線を止められず、また、消費者の意識の変化に対する対応の遅れが経営者、中内氏の失敗ではなかったか。消費者の購買行動は猫の目のごとく日々その日ごとに移ろいやすい。巨大化した組織は消費者の動きに機敏に対応ができなかった。

 

スーパーは、大量生産、大量消費の時代においてその存在価値を最大化させて発展してきた。大量生産、大量消費時代が終わったいま、販売方法・形態に知恵を絞らないと生き残りは厳しいように思う。イトーヨーカ堂ですら不採算店舗の見直しを始めているのだ。もはや安いだけで物は売れない。反面、いい物(消費者にとって価値のあるもの)なら高くても売れる時代だ。

 

個人的にはトヨタの高級車「レクサス」が日本で売れるかに注目しています。