雇用はどしゃぶり
最近、立て続けに就職の相談をいただいている。キャリアをどのようにデザインしていったらいいのか、考えさせられた週です。少子高齢化の影響は、いま、雇用にも深刻な問題を引き起こしています。政府が進める定年延長施策によって定年年齢が伸びていくことはけっこうなことだけど、雇用のパイが広がらないかぎり、そのしわ寄せは若年者にいくだけ。民主党の雇用政策に期待したいが、具体策がでてこない。雇用調整助成金が切れたら失業者があふれて失業率が跳ね上がるといわれれいる。経済財政白書によれば、社内失業者は607万人 に上ると推計している。
仕事柄、渋谷のハローワークによく行くが、失業手当の受給者と、パソコンで職探しをしている人であふれ返っているし、4階の労基署では、労働相談の順番待ちだ。
誤解を恐れず書けば、初職はどんな企業に入ろうともたいした問題ではない。イヤになって会社を辞めようが若さの特権で仕事の選択肢はまだまだ豊富にあるからだ。雇用の世界では若さはアドバンテージだ。一般的に35歳を境にグッと選択肢が減るといわれる。年齢制限は原則できませんといいながら、実際には書類審査(年齢)で引っかかり、面談の機会すら与えられない。厳しい世の中になったものだ。顧問先からは人員削減の相談が多い。売上あっての人件費。経営では至極当然なこと。社労士として無力を感じる今日この頃。