「マクドナルド事件」高裁で和解
今朝の日経新聞社会面によれば、マクドナルド社が「名ばかり管理職」を認め、未払いとなっていた残業代など、約1千万円を支払うことで和解したようです。
現役の店長が、会社を相手に裁判をすることは、今後の処遇に少なからず影響がでるでしょうから、大変勇気がいる行動です。店長のコメント(今後も店長として働いていくつもり。やりがいのある仕事です)から想像すれば、店長は職場が好きだからこそ会社の間違いを正したかったのでしょう。
『「不平不満があるなら、退職して言うのが筋 だ」と全国店長会議の席で、経営側から批判された』と記事にありますが、これにはオドロキです。経営側とは誰を指しているのか記事からは不明ですが、それこそ筋違い。まあ、会社としては早く辞めてもらいたかったのが本音で、思わず感情的になって本音が出てしまったというところでしょう。
労使は対立するものではなく、共に成長していくものでありたい。不平不満にもいろいろな種類があって、見過ごせない不平不満であれば経営としてしかるべき解決を図ることが優先されます。問題が大きくなる前に問題を摘み取ることが危機管理の基本です。その対応を怠ると企業のブランドが大きく傷つくことになります。
マクドナルドのハンバーガーが何故その値段で販売できるのか。労務管理の面からもイロイロ考えさせられる裁判でした。