若者の雇用が壊れている
7月の完全失業率5.7%、過去最悪を更新/労働力調査速報
総務省統計局が28日公表した労働力調査速報によると、7月の完全失業率(季節調整値)は前月比0.3ポイント上昇して5.7%となり、過去最高を更新した。男女別の失業率は男性が6.1%、女性が5.1%とそれぞれ前月比4、0.1ポイント増加し、男性は初の6%台となり過去最悪となった。完全失業者数は359万人と1年前に比べ103万人増、9カ月連続の増加。完全失業者のうち、2人以上の世帯における「世帯主」は89万人で、1年前に比べ31万人増加した。(引用ここまで)
統計の見方には注意を要する。5.7%は全国の平均でしかない。地方ごと、年齢区分ごと、男女ごとに見ていくとその実態が見えてくる。
若者の雇用が崩壊している。15歳から24歳男子に限れば、完全失業率はなんと12%に跳ね上がる。たった1ヶ月で4.1ポイントも増えているのだ。報道されないがこんな数字は今まで見たことがない。異常事態だ。さらに、数字には就職活動を諦めた人はカウントされないので実態はさらに深刻だ。
山田昌弘氏は『希望格差社会』(筑摩書房 2004年)の中で、「日本は、将来に希望が持てる人と将来に絶望している人に分裂していくプロセスに入っているのではないか」と指摘している。
人は今が苦しくても将来に希望があればなんとかがんばることもできる。明日は総選挙。日本の将来を希望あるものに、活力あるものにしてくれるのは誰なのか、どの政党なのか。今日1日悩み抜いて1票を投じたい。明日は歴史的な日になる。