09年春の新卒採用がヤマ場を超えた | tanakasrのブログ

09年春の新卒採用がヤマ場を超えた

採用コンサルタント、田中謙二のブログへようこそ。

 

日本経済新聞社と就職情報サービス会社のディスコ(東京・文京)が実施した「学生アンケート調査」によると、8割強の学生が6月時点で事実上の内定となる「内々定」を得た。内々定を得たうえですでに入社を決めた学生も7割近くに達し、売り手市場が続いていることを印象づけた。

 調査によると最初に内々定を得た時期は採用活動解禁直後の「4月上旬」が21.8%でトップ。6月時点で80.2%の学生が内々定を得ていた。「すでに入社する企業も決まっている」学生は67.2%。就職活動を続けている学生は32.8%だった。

 就職を決めた学生に、その企業の位置づけを聞いたところ、「第1志望ではないが入りたい企業だった」が43.5%でトップで「第1志望の企業だった」(40.0%)が2位。「志望していた企業ではなかった」は10.3%にとどまり、希望に近い形で就職先を決めた学生が多かったことが分かる。

 学生に対して今回の就職活動を振り返ってもらうと、「非常に満足」が52.7%。「まあ満足」(41.4%)と合わせると大半の学生が満足している。  (以上、6/30日経新聞)

 

年々早期化する採用活動。日経連は3月末まで選考活動を自粛するように呼びかけてはいるものの、その効果は日経連加盟企業に対してであってしかも自粛と弱い。新卒者が今後減少していく中、どの企業も優秀な学生獲得合戦が熾烈化している様子が数字からもはっきりしています。4月6日の日経新聞発表同調査では3月下旬で「志望企業から内々定を得ている」が19.4%でした。3月下旬と言うことは大学3年生ですね。ほとんどの学生は夏休み前に就職先が決まっているのが現状のようです。

採用活動の長期化は企業にとっては歓迎しないのが本音だと思います。内々定から内定、入社まで1年超あるわけで、その間、学生に逃げられないようにコストを払って引き止め策を行わなければいけません。それに引っ張られる学生も学業がある中、企業が行う内定辞退フォローという名の研修、セミナーに付き合わされるのです。人事部は学生ひとりひとりと向き合い、内定辞退されないようにあの手この手で自社の魅力を学生にプレゼンし続けます。お互いの腹の探りあいともいえるこの手のイベント、お互い精神衛生上よくないと思うのですが…内定辞退におびえながら、企業は次の新卒2010年卒の活動を始めなければなりません。人事部の仕事は年中採用活動をしているようなもので、気が休まることはないのです。

 

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採用コンサルタント 田中謙二