皇位継承問題を考える | tanakasrのブログ

皇位継承問題を考える

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私は最近この話題がマスコミに登場するまで、「男系」と「女系」の違いもよく知りませんでした。「女性」と「女系」をごっちゃにしていました。歴史上にも女性天皇は存在したはずであり特に問題ないのでは?くらいの認識しかありませんでした。

しかし最近の報道を見ているうちに、そう単純な話ではなく、むしろ日本という国の歴史と伝統の根幹に関わる重要な問題であることがわかりました。
女系を認めるとどうなっちゃうのか。
天皇陛下のお父様の、お父様の、お父様…をたどっていくと、第一代天皇、神武天皇に行き着きます。これが万世一系の意味するところで、他国に類を見ない日本固有の伝統です。女系天皇を容認すると万世一系が将来崩れることになります。
仮に愛子様が天皇となられて民間人と結婚された場合、その間に生まれたお子様が将来天皇になります。そうなるとつまりは、天皇の祖先は民間人ということになります。そうなってもいいですか、イヤですか。これはもっと大いに議論すべき大事な話です。

皇室問題は非常に繊細ですから書くか書かないか迷いましたが、あえて書きます。天皇制を考えることはすなわち、日本の歴史を考えることにほかならないからです。

現状の確認
愛子さまの即位を考えた女性天皇に異論は少ないようですが、女系天皇まで認めていいのかどうかに意見が分かれています。
「歴史と伝統」と「国民感情」の間で皇室典範をどうするか、揺れています。

以下、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から一部抜粋します。
女系容認派の意見
皇統の意義を男系に限らず女系にも広げてよいと考える国民が増加している。これからの天皇にとって何よりも重要なのは「日本国憲法による規定」及び「国民の親近感」であり、歴史と伝統に裏付けられた正統性など無くとも充分に象徴天皇としての機能を果たす事ができる。
男系と女系をことさら区別するのは現代の社会になじまず、英国王室のように女系天皇を容認しなければ、皇族夫婦に対する男子出生への周囲の過大な期待は今後も強いものであり続け、皇族夫婦に対する人格侵害は無視しがたいものになる。皇室が安定的に維持されることが最も重要である。

男系維持派の意見
神武天皇以来2600年以上(1400年説もありますが)過去の歴史の中で女系はない。万世一系の伝統が崩れてしまう。
一度途絶えた伝統は二度と元に戻らない。一時の国民感情だけを理由に軽々しく伝統を変革すべきではない。
天皇制そのものが世界の中でもきわめて特殊な王朝であるため、諸外国の王室の改革例と単純に比較すべきではない。
~~以上一部抜粋~~

※万世一系には諸説(神話など)あるので興味がある方はこちら

歴史は今生きている私たちが創っていくものだと思いますし、伝統は伝統として継承していく義務もあります。
たいへん難しい問題ですが、日本人としてこの問題は避けて通れないことです。
議論を深め、国民の知恵を結集して、国民の総意のもとにうまい解決策を模索するべきだと思います。

日本国憲法第一条「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」とあります。ぜひ総意となってほしいものです。

反対、賛成といった単純な話ではなく、これを機会に日本の歴史観を考えたいと思います。
拙速に結論を出すにはあまりにも問題が大きすぎると思いますが、みなさんはいかがお考えですか?
田中謙二