ネットで株取引を始めて2年、さて実績は?
会社を辞めるとき生活が成り立っていくか心配だったが、今のところ何とかなっている。妻が毎日夜遅くまで仕事をしてくれているお陰だ。本当に感謝しています。とはいえ40を超えた男としては妻に養ってもらっていることに多少引け目も感じる。自分ができることをいろいろ考えていた。
株取引を始めようと思ったのは大学時代のクラブの先輩との飲み会の席でけっこう儲けているという話を聞いたことがきっかけだった。パソコンと多少の資金があれば自宅で簡単に取引ができるという。それまで株に対する僕のイメージは、しろうとが株なんかに手を出したらたちどころに貯金はおろか、家までなくして最後には身ぐるみはがされるといった怖いものだった。しろうとがそんな簡単に儲かるものだろうか。先輩の話を聞いただけではにわかには信じられない。
さっそく株のイロハからまず知ることが大事だと思い株に関する本を買い漁った。四季報の読み方、株取引の基本、証券会社の口座の開き方、株で1億円つくる、僕はこうして株で儲けた…などなど株に関する本は実にさまざま。しかしそのほとんどが儲けた話ばかり。僕はこうして株で家までなくしたなんて本は売っていない。まあ、そんな本は売れないだろうからあたりまえか。 一通り読み漁って勝つために何が必要かを自分なりに理解した。勝つためには、買った値段よりも高く売るか、空売りを仕掛けて売った値段よりも安く買い戻す、の2通りしかない。そこで大事なことは、買い時、売り時のタイミングだ。これが実にむづかしい。人間の飽くなき欲望が判断を鈍らせる。人間誰しも少しでも多く儲けたい、損は1円もしたくないと思うものだ。でもそんな人間は株の世界では決して勝てない。
どの株の本にもロスカットが出来ない人は勝てないと書いてある。例えば、今日売れば5万円の損ですむとする。明日は株価が戻ってチャラになるかもしれないし、もっと下がって損失が拡大するかもしれない。明日のことは誰にもわからないのだ。そんな判断が日々、場面場面で求められる。損がイヤだといって1週間放置していたため、損失がさらに拡大してマイナス30万なんてザラだ。ヘボ投資家は、信用取引で買った銘柄が下がりだし返済期日はまだ半年先だと安心しているうちに損失がズルズル拡大。そのうち返済期日が迫ってきて、結局損失を強制的に確定させられるパターンだ。
僕はまだまだヘボ投資家から脱出できない。恥ずかしながらこれまでの実績を披露しよう。■1年目(2003年)…+174万円。現物取引のみ。日本株が順調に上がっていたのでたまたまシロウトでも勝てたラッキーな1年だった。
■2年目(2004年)…+178万円。信用取引を始めた年。春先まで順調。ロスカットを先送りしてきたため損が拡大。年末にヤフー、三井住友を計200万円損きり。
■3年目(2005年1月から2月)…+13万円。中央毛織のロスカットが遅れ40万円損きり。 まだまだロスカットの判断が遅い。
自分なりの判断基準を持つことが必要だ。1銘柄10万円の損が出たら機械的に切る。ひと月経っても上がらなければ一旦売る。今年の目標は月間20万円で年間240万円だ。がんばるぞ。