採用時の受け入れ態勢 | tanakasrのブログ

採用時の受け入れ態勢

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早いもので2006年もあと2週間となりました。この時期に繁忙期を迎える企業も多いのではないでしょうか。最近街を歩いていてあることに気がつきました。配送員さんの動きです。荷物を台車に載せて歩道や車道を押している光景は同じですが、移動距離が長くなっているということです。路上駐車の取締りが厳しくなってからなのでしょう。この時期は配送量も増えますからきっと大変でしょう。

 

物流の現場はアルバイト、派遣、請負など非正規雇用者が多く典型的な労働集約産業です。前職時代、小金井市のある配送センターでお歳暮の短期アルバイト採用の募集広告のお手伝いをしたことがあります。職種は配送助手、仕分け作業、伝票整理に分かれますが仕分けは典型的な肉体労働。仕事はほとんどが未経験者ですから現場で大勢の新人に的確な指示命令が求められます。ここが結構いい加減といいますか、あいまいな現場が多く新人がワケがわからず右往左往します。あの人にこうしろと言われたから指示通り荷物を運んだらここじゃない、あっちだと言われたり、急に荒々しい口調で怒鳴られたり。

 

新人の受け入れ態勢(指示命令者の教育も含め)がしっかりしていない現場ではモチベーションが一気に低下し、労働生産性は上がりません。常に新人の立場に立ってどういう指示を出したら気持ちよく働いてもらえるか。ここをしっかり考え実行できる管理者が絶対必要です。出来れば「働きやすさはどうだったか」という仕事のアンケートに解答してもらい次年度に活かすくらいのことをやれば格段と改善されると思うのですが。

短期とはいえ彼ら彼女らもその会社の消費者であることを忘れたような現場での扱いはその会社にとって決してプラスではないのです。早期退職の理由のひとつに入社初期の受け入れ態勢の悪さが挙げられます。もう一度現場の受け入れはうまく行われているかどうか人事のチェックが必要なのではないでしょうか。

 

きょうもお付き合いくださいましてありがとうございました。

採用コンサルタント 田中謙二