2月20日    178日

金曜日。
陽斗がスイミングに通ってた曜日。
朝、「陽斗!今日は何の日?」
『金曜日、スイミング!』
「どうするんだっけ?」
『小松の方に帰る!』
「急いで降りておいでね。」
『分かった!』
言っておかないと、双方忘れてしまう曜日。
送迎のバスに間に合わないから、学校まで迎えに行ってた曜日。
帰りに、マック寄ったりセブン寄ったりしてた曜日。
スイミングから帰ったら、慌ただしく晩御飯を食べて、私と一緒に車に乗って体育館に行ってた曜日。
楽しかった…。
些細なことだけど、楽しかった。
陽斗の満足気な顔を見られたら、私も満足で。
…あきちゃん…。

出勤したばかりの妹が泣きながら電話をかけてきた。
後ろから車をぶつけられた、と。
警察には後続者のドライバーが連絡したと聞き、保険屋をTELするように言いすぐに家を出た。
妹の過呼吸が出てたから。
国道は渋滞。
着いたら、たまたま通りがかった救急車が停まってて、警察車輌も停まってた。
妹の車は、前後大破。
前のワンボックスは自走可能。
後ろの8㌧車はフロントガラスも割れてる。
妹がムチウチと打ち身くらいで済んでるのは、何かに守られているとしか思えなかった。
あきちゃん…皆様、ありがとうございます。

事故現場の前にある釣具屋さんが、半笑いの顔で何回も写真を撮っていた。
…良い気はしない。
私はこんなマネしないようにしよう。

後ろのトラックのお兄さん、頭を抱えてシートに顔を埋めて、見ててとても気の毒で。
何て言葉をかけて良いか分からなかったけど、「私たちは責めてないよ。反省は必要だろうけど、自分を責め過ぎないで。」と伝えたくて、声をかけた。
事故は…どっちも辛い。
わざとじゃないし。
明日は我が身だし。

頭が痛いという妹を病院に連れて行った。
結局、3軒はしご。
病院同士の連携、どうにかならんものかね…。

湿布薬を貰ったらしい。
病院では、ムチウチの治療はしてもらえない。
安静しかない。
しかし、不幸中の幸いがいっぱいだったと思う。
土日休みの会社だから、2日はゆっくりできる。
前にバイクなんかがいたら…。
居なくて良かった。
前が大型トラックやダンプだったら…。
あぁ、怖い。
後ろのトラックが、もっとスピードを出してたら…。
妹も、正しいシートポジションで運転するように、かねてから伝えてきてた理由も、今回身をもって知っただろう。
怪我して痛いのは自分だろうけど、治療が長引くと周りにも迷惑をかけてしまうということ。
自損でも、相手があっても、それは同じ。
ともかく、大きなケガ人が居なくて良かった。
ワンボックスの男性も、トラックのお兄さんを責め立てない方で良かった。
トラックのお兄さんも、誠実な対応をして下さる方で良かった。

夕方、車検が済んだと連絡があったので、代車を返しに行った。
妹の知人の鈑金屋さん。
小一時間話して帰宅。
往復、陽斗に話しかけたり、湘南乃風を歌ったり、泣いたり。
慌ただしい、私の頭、心。

夜、バレーに行った。
また右肩腕が痛む。
終わって、伊藤ちゃんとりんりんと、桝元に行った。
りんりんが小学生の頃、刺繍クラブだった発言で、笑った。
活発なやんちゃ坊主だっただろうに…。
陽斗は、ずっと民謡クラブだったね。
バレーやサッカーも第一希望に書いてきたのに、ね。
でもね、民謡クラブの発表には、あきちゃん欠かせないよ。
陽斗の声だけ、響いてたもん。
誇らしかったなぁ。
あきちゃん…。

陽斗。
会いたいなぁ。
大好きな陽斗。
あきちゃん、ありがとう。


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