最近のアメリカの気鋭の映画監督にアリ・アスター監督という人がいる。
ヘレディタリーやミッドサマーといった長編映画の他に短編映画も結構撮っている。
特にミッドサマーなんて日本でも公開以前から話題になっていたので今更、その作風を語るまでもないかもしれない。
一応、説明すると監督本人は何故か認めないのだがホラー映画を撮る監督である。
だが私はアリ・アスター監督は怖い映画というよりひたすら人間の嫌な部分を剥き出しにして、それを作中撮り続ける、不快な映画を作る人だと思う。
怖いというよりひたすら観ている間、大きな蜘蛛が鼠を捕食し、その食事風景を見せつけられるような不快感を感じさせられ続けるのだ。
不思議と人間はこういった映画をわざわざ貴重か休みの日に観て、物好きにも不愉快な気分になるのが大好きだ。
しかし一部の人にしか刺さらないはずの映画が大衆受けしてしまったのは、アリ・アスター監督の天才性ゆえなのかもしれない。
私はミッドサマーよりヘレディタリーのほうがホラー要素が強くて好みなのだが、是非両方観て人間の悪意や狂気を浴び、嫌な気分になって大切な休みを潰す体験をして欲しい。
最高やで?
ちなみに今また新作を撮っているらしく楽しみ?だ。