Anthropic という会社は OpenAI という人工知能を扱っている企業だ。

その会社の共同創立者である Jack Clark 氏が、こんな発言をしている:

 "Right now, it's like the AI industry has a gas pedal, but it doesn't have a brake pedal."

 (「今のところ、AI 業界はアクセルを踏み込むばかりで、ブレーキは踏むことを知らない」

日本語でいう「アクセル (・ペダル)」のことを、英語では gas pedal というらしい (ただし、英国英語では accelrator [-pedal])。


◎ 引用した英文の出典 (BBC, 2026-06-05)
  We need to stop AI developing without humans, says Anthropic co-founder
  → https://www.bbc.com/news/articles/cx2124z7g45o



人間の関与なしに動くシステムに突き進んでいくと、大変なことになりかねないという警告。

それゆけどんどんばかりでなく、立ち止まって考えてみることも必要だろう。

実際、プログラムなどは AI が自動的に書くことが出来るようになってしまったから、AI が人間を飛び越えてどんどんシステム (ひいては社会システムまでも) を作り上げていくようになってしまうと、SFの世界みたいになってしまう恐れがないとはいえないだろうと思う。
2025年に、米国で郵便配達人が郵便物の配達時に犬に襲われた事例は5,200件を超えるという。

それでも、2024年には6千件あったというから、減少してはいる (とはいえ、毎日どこかで発生している勘定になるから、多いことには違いない)。

州別に見ると、最も多いのがカリフォルニア州で、テキサス州、オハイオ州と続く。

都市別だと最多がロサンゼルスで、ダラス、デンバーと続く。

USPS は6月を 犬被害防止 (Dog Bite Awareness) 月間とした。


◎ 記事 (USA Today, 2026-06-01)
  Which states had the most dog attacks on USPS mail carriers? See list
  → https://www.usatoday.com/story/news/nation/2026/06/01/highest-dog-attacks-usps-mail-carriers-state-city-ranking/90355663007/



ところで上記の記事を見て思ったのだが、郵便配達員 のことを英語で postman というのだと思っていた。

配達人も 郵便局員 ではあろうけれど、郵便物を直接配達する人のことは mail carrier (または単に carrier) というみたいだ。

郵便物だけでなく 宅配の配達人 などのことも同じく carrier という。


* Charles Bukowski のデビュー作が 『ポスト・オフィス』(Post Office) という作品であったことを思い出した。印象に残っている小説だ。
「年をとったら」というのを old とか old age なんて語を用いずに表現することも出来るようだ。

こんな英文を見た:

 I want to be independent later in life.

 (年をとっても、人に世話してもらうようにはなりたくありません

ここでは later in life とあるが、in later years とか in later life という言い方もあるようだ。

Longman [in later years/life] に

 when someone is older

 (年をとった時に

とある。


◎ 引用した英文の出典 (BBC, 2026-06-03 JST)
  Can two hours of strength training a week reduce the risk of dying early?
  → https://www.bbc.com/news/articles/c0r2lekenlpo



上記の記事は 介護 の話ではなく、筋トレの効果について。

週に1時間半から2時間の筋トレを行うことが、寿命を伸ばす結果につながるというデータがあるそうだ。

もちろん、普通の運動がだめだということではない。
大した表現ではないのだが、何かを探して 引っかき回す という意味の英語の表現を見たので、メモしてみる。

妻が数年前にある飲み屋出会った男と何らかの関係を持ったのではないかと疑っている夫からの相談に対する Abby からの回答文の中にあった英文:

 My advice to you is to quit rooting around in the past looking for a grievance ...

 (過去をほじくり返して、心配の種を探し回るのは、おやめになるべきだと助言します

Cambridge Dictionary [root around (somewhere)] には

 to search for something, especially by looking through other things:

 ([直接には関係のないものを引っくり返して] 探す

とある。

root には「(植物の)根」という意味があるから、根こそぎに掘り返す動作と関係があるのかもしれない。面白い表現だと思う。


◎ 引用した英文の出典 (New York Post, 2026-06-02)
  Dear Abby: I think my wife had an affair but the mystery man is now deceased
  → https://nypost.com/2026/06/02/lifestyle/dear-abby-i-think-my-wife-had-an-affair-but-the-mystery-man-is-now-deceased/



その問題の男は既に故人であるのに、妻から聞き出そうとする夫。

そんなことをして何になるというの? というのが Abby の回答だろう (わずか4行くらいの回答である
草鹿龍之介『連合艦隊 参謀長の回想』の中に、こんな文があった:

 この緊張のさなかにおいて、マニラ直接防衛部隊の兵力をさくのは惜しいことだろうが、ひとこと快諾をあたえた襟度と、その魁偉な風丰は、私には初対面でありまた最後ではあったが、今日なお髣髴として眼前にある。

この文中にある 襟度 は、そもそも何と読むのか?

襟 という漢字は [エリ] という文字であることは、見れば分かったけれど ・・・

調べてみると、[キンド] と読むのだそうだ。

そういえば 開シャツ という場合に [キン] と読むなぁ。

しかしいきなり 襟度 という文字が出てきても、戸惑う (最近の私は リテラシー の低下が著しい)。

その人の度量の大きさを表すのだそうである。

フリガナを振ってくれたらありがたいのになぁ。


「風丰」には [ふうぼう] と振ってあった。しかし、「風貌」という漢字表記にしてもいいのではあるまいか。


ついでに ・・・

「髣髴」という表記は読めないではないが、細かい漢字の判読がきつくなった者に対する心遣いとして、「彷彿」と表記してくれてもいいのになぁ ・・・