花房さん。私の話を聞いてください。

私は17歳でお嫁に行きました。

嫁いだ先の主人は37歳、今での37歳は若いですけど、当時はすごくオジサンな男性のところにこさせられたなあと思いました。

18歳のときに、出入りしていた業者の若者といい仲になって、妊娠しましたが、体の周期的に旦那さんの子だと私にはわかっていました。

でも、連れ戻された私は旦那さんにひどく折檻されて、6か所骨折、そのときの殴られたのが原因で左の眼の視力はほとんどなくなりました。

歯も折れました。

なんとか出産してみると私の訴えたとおり息子は旦那さんにそっくりでしたが、それから旦那さんは異常に私に執着し、折檻し、監視のめを光らせていました。

よその男と契った過去のため姑や舅の私の扱いもそれはそれほどのものでした。

二人目の息子を生んでからも、旦那さんはずっと暴力を私に与え続けました。

だからほら、今でも見えるとこ、傷だらけでしょう。

いまならば、旦那さんがすごく気の毒なひとだとわかりますが、当時は恐ろしかった。やっとのこと離婚して、浮気の相手との同棲生活が始まると思ったら、

離婚すると思っていなかったといいのこしてそいつ奥さんのところへ戻っていったの。

そして私は一人になった。息子たちもそれぞれに家庭を持っていたしね。

さみしかったのかなあ、次の男は、最初の夫の反動なのかすごく若い子。私よりも22歳年下でね、ふふ、長男さんよりも下だったのよ。

蜜月という言葉を連想させるようなお付き合い。二人とも独身だったけれども、こそこそデートしたりしてね。

入籍まで半年と待たなかったのに、彼塀の中へ行っちゃった。お薬と、窃盗でね。

私は待つつもりだったんだけど、女が訪ねてきたの。彼の子供とやらを抱っこしてね。女、18歳とか言った。子供が産まれたら結婚するといっていなくなって、その女の子ね、探偵さんをやとってまで探したら私と入籍してたっていうんで、どういうことかとやってきたの。

赤ちゃんみてたら、もういいかなって気になっちゃって、塀から出るまでに離婚成立よ。もう、出てるんじゃないかなあ。

このあいだまで好いて一緒にいた男の人はね、ここ見て・・・

すごいでしょ、内出血。打撲してるのよ。これ、やった人。

お金持って、どこかいってしまったの。老後のお金と思ってためてたものだったけど、かけてみようっておもったのね、あいつに。

花房さん、私の人生ってどんなの?占って・・・

ううん、やっぱり、占いいいわ。だって、さみしい、むなしいもたくさんあるけど、何か意味があるんでしょうね。きっと。それは、そういうのだけはなんだかわかるの。

まだ、これからだものね。今やっと還暦なんだもの。怪我ばかりだけど、私大きな病気は一度もないの。だから、思うように生きるわ。だって・・・


どんな恋でもないよりまし、なんでしょ?

こんなのばかりの人生だけど、咲いて、散って、咲いて、散って、それが花でしょう。

腹をくくって生きてみたことある?人から馬鹿だといわれても。ふふ。

ばあさまでも、花は咲くの。



































私、この女性好きです。

いつもにこにこしてるから好きです。