バランコキャンプ(3900M)→バラフキャンプ(4600M)
最終キャンプのバラフに到着後、食事、仮眠をとり、深夜0時に頂上アタックへ出発
→キリマンジャロ山頂ウフルピーク(5895M)へ早朝に登頂→バラフキャンプへ戻りテント撤収
→ムウェカキャンプ(3100M)へ下山
登頂して下のキャンプへ降りるまでほとんど睡眠はとれないことになる。タフな一日だ。
最終キャンプへ向け出発。
体調万全。
このコース一番の難所、バランコウォールの岩壁を超えてゆく。
何のことはない、穂高や槍の方が全然難しい。

バランコウォールを超えた場所にて。
雲海は遥か下に。

体力を温存しながら登ってゆく。植物はなくなり、火星のような荒野が延々と続く。

あと少しで最後のキャンプ!

15時、バラフキャンプ着。


若干雲が湧いてきており天候が心配。
いろいろな体験記によると4600mの最終キャンプでは
「もう疑いようもなく酸素の薄さを感じる」
「ほとんどの人間が頭痛、吐き気をもよおす」
という。
あの清掃登山家、野口健さんですらキリマンジャロでは最終キャンプから先は吐き続けたという。
しかし僕はというと、まあビックリするくらい元気であった。
平地と変わらないどころか、むしろ高度を上げる度に元気になっていく気さえした。
早くもっと上に行きたい!!
食事までカメラ片手にキャンプ周辺を歩き回る。
ここから先は食事や飲み物にも制限がかかる。
乳製品は×、紅茶に入れる粉ミルクも×、珈琲も× etc…
高所の影響で消化器官が弱っているからだろうか。
消化の良いものをよく噛んで食べるように言われる。
ここは今までのキャンプ地と違って緊張感が漂っていた。
ガイド、ポーター達もピリピリしてくる。
標高5000m以上では100回以上も登っているガイドですら高山病になる恐れがあるのだ。
食事後は仮眠をとり、頂上アタックに備える。
順応できてない状態のまま4600mで眠ると高山病を誘発するので、「寝てはいけない」というガイドもいるという。
実際、ここで寝てしまって2度と起きることのなかった登山者は何人もいるらしい。
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
冗談通じる場所じゃねえ…
しかし僕はというと、まあビックリするくらい爆睡しました。
家のお布団で寝るより良く眠れたね(笑)
しかもお目覚めバッチリ!
(`・ω・´) シャキーン!!
もうこれ以上ないほどスッキリしていた。
テントを空けると雲が晴れて満点の星空!
快晴無風!
ビスケットと紅茶でアタック前の栄養補給。
頂上は-20度近くにもなり、とにかく恐ろしく寒いと聞いていたので完全冬山装備の服装を整える。
カメラも寒さで壊れるというのでホッカイロで包み、ダウンジャケットのポケットへ。
頂上へは僕とアマル、メインガイドのシラジ、そして偉い立場のポーター2名の計5名のみで行く。
他のポーターたちは最終キャンプでお留守番だ。
シラジ 「体調はどうだ? 準備はいいか! さあ行くぞ! 声出してくぞ!オラー!!」
深夜0時過ぎ、皆で気合いを入れ、いよいよ頂上へ向けて歩き出す。キャンプに残るポーターたちが見送ってくれる。
あの4日前のフワッとした登り出しに比べるとかなり気合いが入ったスタートだ。
こうでなくちゃいけない。
満点の星空の下、いよいよアフリカの頂点へ向かって歩き出した。






























