今日は雨の予報だったので,どこにも行かない予定でした。

 

そういう日は家のことがいろいろできる,と思うのに,いつも「今日も何もできなかった」と思って1日が終わる,というパターンが多かった私。

 

本当は何もしていないわけではなく,3食ごはん作っているし,なんなら手作りのおやつも作っているし,トイレ掃除だってするし,生協の宅配のカタログと首っ引きになって週間分の食材の注文だってするし,いろんなことをやっているはずなんです。

 

だけど,「何もできなかったな」と思うとき,その「何も」はたいてい片付けを意味しているということにはうすうす気が付いていました。

 

一見すっきりしているけど使わないものが混在している収納棚やパントリー,押し入れの中のあれこれが気になっていて,だけど,いざ片づけようと思うと,どこから手を付けていいかわからなくて,結局,扉を開けて,中を眺めて,「また今度ゆっくりやろう」と心に誓って終了。

そういう週末を何度も過ごしていました。

 

休みの日に一気呵成にどうにかしてしまおうという考えが,結局どこから手を付けていいかわからないという焦りにつながって,結果,ひとつも手が付けられずに終わる,ということだったような気がします。

ここ1か月くらい,平日も,在宅の仕事の合間を縫って,こまごまとしたものを捨ててみたり,同じカテゴリのものを1つのボックスにまとめたり,少しずつ片づけをしていって,見た目にもすっきりした感じが増した結果,本当に何もせずにダラダラ過ごした休日も,「何もできなかった」というもやもやを感じなくなってきました。

先週の日曜日も家でゴロゴロしていたけど,「何もできなかった」と自分を責めたりがっかりしたりするような気持ちはなく,「ゆっくりできたなー」と肯定的に捉えられていたような気が。

 

今日は,昨日のうちに「明日,あれとこれとを捨てよう」と決めて,とりあえずそれを処分した結果,さらに他にもあれこれ捨てると決めることが出来て,さらにすっきり。

きょう決断した一番の大物は冬物のコート。昨年裏地が破れてしまって,今年は一度も袖を通さなかった,たぶん10年くらい前に買ったもの。

表の生地はきれいなので,まだ着れるしな,と思いつつ,破れた裏地はやはり気になるし,直してまで着ることはないな,と考え直して,さよならすることに決めました。

他にも,子どもの時に着ていた思い出の服(30年近く前のもの!)を2着処分し,使わなくなった化粧品やスプレーボトル,お中元でもらったけど飲まないまま賞味期限の切れたペットボトル入りの紅茶,使わないキッチングッズなど,なんとなく見て見ぬふりをしていたものを「置いておくのをやめる」作戦で処理しました。

 

捨てた量も,かけた時間もたいしたことはないけれど,それでも達成感を感じられて大満足の休日。

明日からも,毎日をそれなりにいい日にしたいです。