こんにちは。渡辺真里子です。

あっという間に2月も1週間が過ぎました。

先月末から新しい講座の準備などに追われていて、ようやく落ち着いた感じです。

その間、ニュースでは新型肺炎の感染が拡大していく様子が刻々と流れてきていましたね。

私もいろいろと情報を追いかけていましたが、しっかりと体力を保っていればさほど恐れる必要がないな、と感じています。


さて、2月ですが、暦では4日に立春、19日に雨水を迎えます。

季節はすでに春になりました。早いですね。

とはいえ、まだまだ寒さは続きます。

いわゆる「春の余寒」です。

そんな時に大切なのは、しっかりと寒さから身体を守ること、そして体力を保ってバリア機能を高めておくことです。

特にバリア機能を高めておくことはこの時期とても大事。

中医学ではバリア機能に相当するものを「衛気(えき)」といいます。

衛気の働きは外からやってくる病気の原因となるものから身体を守ること。

この、外からやってくる病気の原因となるものには
「寒暖差」や「風」などの「気候変化」もあれば、
今話題の「ウイルス」やこの時期おなじみの「花粉」などが相当します。

だからこの時期に衛気の力を高めておくことは、健康を維持する上でとっても大切なことなのです。


じゃあ衛気の力を高めるにはどうすればいいかというと。

衛気はその名が示すとおり、気の一種です。

つまり、体に気が充満していれば衛気の力も高まるということですから、

「体力を維持しておくこと」が、

これからの時期に起こりやすいトラブルから身を守るのにとても有効、というワケです。

特に花粉症持ちの人は、体力を落とさないことを心がけてみてくださいね。


それから、今気になる新型肺炎の対策についても、同じことが言えます。

よく食べ、よく休むことをぜひ心がけてください。

手洗いによる予防効果も専門家の先生からは強く言われていますので、こまめに洗いましょうね。


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