こんにちは。渡辺真里子です。

今日から8月ですね。

我が家のご近所さんに小学生のお子さんがいるご家族がいるのですが、毎日朝からとってもにぎやかです。

夏休み真っ盛り、いろいろ経験していっぱい思い出作ってほしいなあ。


さて、8月は二十四節気では8日に「立秋」、23日に「処暑」を迎えます。

季節は早くも秋を迎えるのですが、涼しさが感じられるようになるのは「処暑」あたりから。

それまではまだまだ暑い毎日が続きそうです。

そうなると心配なのが「夏バテ」。

特にこの時期は食欲がなくなると一気にバテやすくなります。

だから、バテないためには食欲を落とさないこと、中医学の考えで言えば「脾」の働き、つまりお腹の消化機能を低下させないことが大切なのです。


ところが暑い時期は「脾」には過酷な環境でもあります。

なぜなら「脾」は「寒」と「湿」に弱いから。


「寒」つまり「冷え」がお腹に良くないのは、冷たいものを食べたり、お腹を冷やしたりするとお腹を壊してしまう、ということからわかりますよね。

暑い時期はどうしても冷たいものを口にしがちですから、身体は暑くてもお腹は冷えている、ということも起こりがちです。

だから、特に普段からお腹が弱い人、毎年夏バテになってしまう人ほど、冷たいものの摂りすぎには注意をしましょう。

暑い時は温かい飲み物を敬遠しがちですが、緑茶や麦茶なら茶葉や大麦には身体を冷ます働きがあるので、温かい状態でも意外と身体はさっぱりとしますよ。


そしてもうひとつ気をつけたいのが「湿」。

「脾」は「湿」に弱い性質です。

夏場だけでなく梅雨時などムシムシするときにお腹の調子崩す人、多いでしょ?

だからお腹を守るには湿気対策も大事なのですが、こればかりはずっとエアコンの効いた場所に居られるわけでもないので、ちょっとむずかしいところ。

であれば、せめてお腹の中から湿気を取り除きましょう。

こちらをご参考に
 ↓
ムシムシする湿気は香りではらおう


夏の疲れは、涼しくなってきた頃にどっとやってきます。

そうならないためにも、できるだけ夏バテにはならないように。

そしてそのためには消化機能を守ってあげましょうね。



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