Beautiful Losersあとがき参『ダイキ』 | 劇団マリーシア兄弟 プレスブログ

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おはようございます。

客演って読んで字の如く、お客様だから凄いお互い緊張するし

大変そうだなぁって思ってたけど、

そんなイメージをシゲオさんは全部とっぱらってくれて

本当に感謝しかない劇団マリーシア兄弟の健太郎です。

 

恒例のあとがき第三弾です。

 

稽古は、7月から参加してくれたシゲオさんです。

SNS等を見てみても、

あらあら、え!?この人、知っている人ですけど!?

いや、知ってるってか有名人じゃん!!

みたいな方とバリバリ仕事をなさっているシゲオさん。

 

最初は、バリバリに緊張しました。

 

 

が、しかし!!

なんという事でしょう…

 

圧倒的にキャリアも実力も年齢もあるのに、

低姿勢かつ丁寧かつアグレッシブかつやはり上手い。

 

まぁ、このあともそんな事を語る事になると思うので、

このあたりにして、早速あとがきに行きたいと思います。

 

竹田茂生さん演じた鷲尾大生『ダイキ』のターンです。

株式会社スイートアンドビターで社長を勤めるダイキは、

エイジに主宰を任せるまでは、マサト、トモヤのいる劇団の主宰だった。

エイジの脱退に伴い、再び主宰に戻るが劇団は半年後に空中分解。

その後、アイドルの仕事を手伝いながら、そこにやりたい事を見出し、

事務所を立ち上げ今に至る。

マリーシアチャンネルで、キヒラの無茶振りを

3倍返ししたシゲオさん(笑)

 

 

常に謙虚で居ながら、芝居上はガンガンせめてくるシゲオさん。

同じ動きをしてこないので、

凝り固まった芝居をしているとたちまちに出遅れます。

 

物凄い振り幅でアドリブやら色んなモノをぶち込んでくるわけですが、

けして芝居や世界観が壊れる所まではやってきません。

なので、いくつも演出の中で、シゲオさんのアイディアや

その場で取った行動がそのまま採用なんて事がたくさんありました。

 

劇団マリーシア兄弟のメンバーは、わりと良くも悪くも

真面目の集まりなので、一度正解を見つけてしまうと

そこから、大きく飛び出す事はあまりありません。

 

それはそれでもちろん正解ではあるんですけど、

とにもかくにも、シゲオさんが劇団マリーシア兄弟に与えた影響ってのは、

とても大きいモノがありました。

ニノミヤ(ケンタロウ)は、断崖絶壁009のプロデューサーでしたが、

ダイキは社長という事で、ほぼほぼ対等な力関係という事で、

セリフを交わす事は、少なくはありませんでした。

 

ダイキにとっては、唯一謝る事のある相手がニノミヤだったわけです。

 

 

 

いやいやいや!!

今、思えば重荷!!

随分な重荷を背負わせてくれたものですよ、チカラ先生。

 

この大ベテランをねじ伏せるポジションに俺を置くなんて…滝汗

 

 

ただ、ものすっごくやりやすかったです。

全部、拾ってくれるし、全部打ち返してくれる。

そんな頼もしさがありました。

 

 

 

作品の中で、このダイキがこのグループ作った張本人みたいなモノと言われています。

グループ名を決めたのも、ダイキでした。

 

「今の時代、アイドルグループには”坂”がつく。

でも、坂じゃあありきたりだから、もう崖まで行っちゃえ。

それで、9人組だから009。」みたいなセリフがありました。

 

 

なかなかなセンスの持ち主ですよね(笑)

 

 

ダイキは、生ものが苦手なのに食べてしまい、

翌日には腹を下すという事を繰り返しています。

語られてはいませんが、多分生ものは苦手(腹下す)ではあるものの、

多分好きなんでしょうね。

 

自分の欲求に我慢しない。

「食うもん食って、出すもの出して、寝る時寝る。」

のセリフにも本人の性格が出ている気がします。

 

 

社長であるダイキは、ニノミヤ、フジモトとともに

この日にエイジが来る事を知っていました。

思う所もあったのでしょう。

ダイキなりに、あの頃に帰る事は出来なくても、

何か関係を変える事が出来るんじゃないか…

戻る場所は、作れるんじゃ……

そう思っていたんじゃないでしょうか…。

 

あっさり、ダメでしたけど(笑)

 

今回、わりと出ずっぱりだったダイキ。

客演なのに、凄いマリーシアなドタバタにも大きく関わって頂きました。

そうです、キヒラまわりです(笑)

 

マリーシア的にキヒラ周りをやるのは、難易度が高いです。

何が起こるかわかりません。

ドタバタの時はいいんですが、

シリアスな時はまぁ、大変です。

そして、大変大変だと思っている時に限って、

ノーミスで涼しい顔をしているのが、マリーシア兄弟のキヒラユウキです。

 

本当にご苦労をかけました……。

稽古場で噛み噛みなのに、本番では一度も間違わないという事を

平気な顔してやります(笑)

客演の皆様におかれましては、

本当に大変だったと思います。

 

キヒラ周りからのサイバのターン。

こちらは、笑いもありつつ、だんだんシリアスになっていく場面。

 

サイバが何をやっていたかを問い詰めていく場面。

たまに古畑みたいになってました(笑)

 

劇場に入ってからも、けっこう独自にもお芝居を作っていく所があって、

個人プレーでもチームプレーでも、

実に巧みにお芝居を調整していました。

 

 

ダイキというキャラクターは、実にお調子者でって感じがありますけど、

いやいや、実際は後輩想いで仲間想いの温かい人間なんだと思います。

 

それでいて、人を応援する事に苦労を感じない人間なんだと思います。

 

そして、常に周りに気を配っているし、

恋愛禁止の決まりに従い、一度はサイバを断罪するも

ニノミヤが現れた際は、少し庇おうとします。

 

枕営業を黙認しているフジモトに対しても、

許せない事は許せないけど、

その考えを改めたフジモトに対しては、

ちょっと強く言いすぎたかなぁ…みたいな感じで、

すぐ取り繕うとしたりします。

 

恐らく設定としても、年上だと思いますが、

キャラクターとしては愛らしいキャラクターですよね。

そして、見せ場のこちらの階段のシーン。

お客様に背中を向けるので、

セリフも聞こえづらくもなるし、

シーンとしてそんなに声を張る所でもないので、

物理的にも、芝居的にも、とても難しいシーンです。

 

だけど、見事でした。

 

たまにセリフ、シャッフルしたりリピートしてたりしてたけど(笑)

 

けど、そんな事を言うと、

「俺、ほとんどそれだよ!(笑)」なんて、返してくれる(笑)

たしかに、改めて振り返ると

けっこう適当にセリフ言っていたりする。

 

けど、何がスゴいってそれで成立させていること。

つまりは、ちゃんと話を理解して、壊していないって事なんです。

 

この塩梅、実に難しいですよ。

センスと理解と瞬発力と判断力…色んな要素が一瞬で結びつかないと、

本番中に出来たもんじゃありません。

 

自分だけでなく、まわりを巻き込んでしまいますから。

 

 

トモヤとマサトのお金の心配もかなり優遇してまで、

エイジと一緒に芝居をして欲しかったダイキ。

自身は、新しい夢を見つけ進んでいる。

後輩であり、仲間である二人には先に進んで欲しかったんだと思います。

それが、エイジとなら最高だったわけです。

 

結局、大枠では

ダイキの思い通りに進んだ物語とも言えるわけですね。

 

散々、周りに気を遣うとか言ってはみたものの、サイバくん愛する

リコちゃんの事は冒頭から、「厳しめの顔」とか、

「率直に言って、ブス」とかボコボコに言いますよね(笑)

 

エイジにも言っていましたが、

このダイキ自体も、思った事言っちゃうキャラなんでしょうね。

 

また、全然タイプの違うような二人に見えて、

通じる所も多かったから、エイジが辞めても、

エイジのことを悪く言うこともないし、

またエイジもダイキだけには海外にいく事を相談していた事がわかります。

 

両者の意見も気持ちもわかってしまうダイキは、

板挟みでさぞキツイ想いをしたことでしょう。

 

しかし、ほんとシゲオさんが居る事によって、

一本筋が通ったというか、

背筋が伸びたというか、

事あるごとに、

メンバーの空気を引き締めてくれた所があって、

本当に助かりました。

 

個人的にも、本読みをしている段階では、

全然イメージで処理できてなかった間を

シゲオさんは、最初の稽古の日に、

一発で見事にイメージしきれていなかった空白の動きを

埋めてくれました。

 

あの衝撃は、未だに忘れられません。

多分、ご本人は大した事してないよって言うだろうけど、

あれは、衝撃でした。

 

「次の稽古までに、セリフ覚えてきます。」

と、言われた時に、俺は相当焦りました。

俺の裏目標の一つが、誰よりも早く脚本を離す(セリフを覚えるという意味)だったので、

この発言は、物凄い俺の意識に火を付けました。

多分、他の役者さんにも刺激を与えたと思います。

 

また、デビュー組の二人には、

これが役者さんだよっていう正しい姿を見せれた気がします(笑)

 

ちゃんと稽古前にしっかり身体動かして、

準備をして、稽古に臨む。

 

うちのメンバー、全然動かさないですからね…(笑)

ある意味、特殊な劇団だと思います。

シゲオさんお情報は、ちょっと色々ありそうすぎるので、

ぜひ、随時ツイッター等、ご確認ください!!

 

竹田茂生さん公式ツイッター

 

今後も、また一緒にやる機会があるかどうかわかりませんが、

これからも仲良くしてもらいたいです。

 

本当にマリーシア兄弟に関わってくださり、

ありがとうございました!!

 

ではでは、次のあとがき第四弾も客演メンバーから。

長通悠陽演じた藤本勇『フジモト』に迫るあとがきです。

 

 

気長にお待ちください!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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劇団マリーシア兄弟プロデュース公演
Super Malicia Brothers

vol.2『Beautiful Losers R
脚本・演出:大浦力
3月公演予定

 

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