ハッピー・new・メリークリスマス あとがき後編 | 劇団マリーシア兄弟 プレスブログ

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劇団マリーシア兄弟 第11回公演

2019.5.9-12 下北沢 Geki地下Liberty

ハッピー・new・メリークリスマス

こんばんわ。

打ち上げの際、

サトシとケントと三人で

スパロボや特撮ヒーローの話になり、

舞台の話をそっちのけで盛り上がり、

舞台のことで打ち上がりたいツッチーを置き去りにしてしまっていた事を

ここに謝りたい劇団マリーシア兄弟の健太郎です。

 

あとがきの後編となります。

あとがき前編はこちら

 

熱の残っているうちにサクサク行ってしまいたいと思います。

公演直後の熱をもう少し感じたい方は、こちらの

公演直後の動画をご覧下さい。

 

あらためて、物語あらすじ

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GW明け、母の日を控えた5月のとある日。
囚人たちは脱獄を決行寸前。
母、恋人、妻、息子、まだ見ぬ娘。会いたい気持ちが囚人たちを自由という名の脱獄劇へと導いていく。
スリ、金庫破り、結婚詐欺師、逃がし屋、空き巣とサンタ。曲者ぞろいの囚人たちは、監獄の中心で自由を叫ぶ。
戦場ならぬ、「監獄のメリー・クリスマス」。

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いわゆる脱獄を中心に繰り広げられる

マリーシア兄弟得意のドタバタ劇です。

 

物語の序盤のキーとなった人物がいます。

 

ツッチーこと土屋洋樹演じた裃(かみしも)です。

漢字で書くとこうゆう字です。

 

まず役どころとして、前半一言も発しません。

なにやら怪しげな動きを見せたり、表情をしたり…。

 

一人遊びをさせたら無敵の境地に辿りつつあるツッチー。

Youtubeのマリーシアチャンネルでも、

「マイポケット仏像」という発言で世間をざわつかせたツッチー。

(問題の発言は、17:30秒頃から。)

 

今作でも、存分に一人芝居をし、

お客さんの心の中にヤベーやつがいると認識させていたことだと思います。

 

前半全く言葉を発しないモノなので、

日比野と我妻がどんどん勘違いをしていきます。

世界的犯罪者”カイザー”は性別が男という事以外全てが謎…という所で、

何で捕まってここにいるのかを知られていなかった裃が、

カイザーではないのか…という勘違いが加速していきます。

 

ある意味では、いがみ合っていた日比野と我妻が

一気に一致団結するくらいのスピード感とやばさでした。

 

自分は、この作品の初演をお客として見に行っていたんですが、

カイザーと同じくらいインパクトがあって、印象に残っていたのが、

この裃でした。

 

結果、坂東によってカイザーではないことが判明。

しまいには、普通にしゃべれることも判明。

 

本業はハッカーだったものの、今じゃコソ泥だと判明。

 

気になるポイントの一つは、

裃は、カイザーの正体を知っているという所でした。

 

これは、特に語られていませんが、おそらく本当に知っているんでしょうね。

 

(この写真はなんの瞬間だ…)

続きまして、貝原伶演じた牛島。

すけこましの牛島くん、通帳”スケジマくん”と呼ばれている結婚詐欺師。

 

自分で言うには、エキゾチックな女性を好むという彼も、

捕まったのはカイザー絡みだった。

なにやら、手を出した相手がカイザーの元カノだったという…

朝起きたら、牢の中だったというバラエティー番組みたいな演出で捕まった様子。

 

恋愛観と自分のしている犯罪の意識がごっちゃになっていて、

とても他人からは理解出来ない恋愛観を持っていて、

それが世間とずれている事が全く理解できていない。

 

 

役どころとしては、そのあたりがどれだけすっとぼけてできるかって所も

一つの見せ所でしたね。

 

あとは、何故かやらされていた裃の通訳(笑)

どういった経緯であぁなっていたのかは語られていないが、

きっとある意味では仲良くやっていたんだと思われる。

 

今公演でも、なかなか悩みも多かったようで、

話を聞く限り、ひと皮むけたような印象がありますね。

 

今回の役も、お客様の声の中では

「当たり役すぎる。」という声もいただいたほどだったので、

苦労がきっと報われたのだと思います。

 

もちろんあて書きと言っても、本人はあんなやばい思想を持っているわけではないので、

安心してください(笑)

 
 
そして、締めはマサこと森山匡史演じた坂東大和。
まぁ、謎めかない謎なキャラクターでしたよね。
 
足を引きずっていて、足がよくないから出入り自由?
とか、冒頭から謎でした。
通称”壁なしのヤマト”。
金庫破りで、牢を含めて鍵のかかった所を難なく開けることができるという…。
 
5人同じ部屋にて生活をしていたモノの
他の4人の囚人たちとは、どことなく違う空気を出していて、
いつでも脱獄できるからか、4人の脱獄には
参加も協力もしないスタンスでした。
 
役どころとしては、最終的に
実は坂東こそがあの”カイザー”だったというポジション。
 
初演の作品を見ていたので、
俺も今回の公演が決まった時、
「誰がカイザーやるの?」と一番に聞いたほどのインパクトのある役。
マサも初演を観た時、カイザーがやりたいと思ったそうです。
 
作品的には、美味しい役ですよね。
実は、真犯人…みたいな役どころが似合いますね(笑)
”ティーチャーズルーム”でも、そんな役どころをクールに熱演していました。
 
 
しかし、そんなわけで制限もなかなか多く、
舞台上では苦労も多かったようです。
 
どうしても、台詞が少ないので
喉の調子がステージ上で掴めない所があったりなど、
なかなか苦労をしたようです。
 
 
しかしながら、容姿も雰囲気もともにイケメンなマサ様は、
見事にこの難しい役どころを演じてくれていたと思います。
 
 
最後のカイザーの名前の由来だったり、
後ろを去っていく所だったりもけっこうおいしい所でしたよね。
 
結局、このカイザーは日比野が言うほどの残虐非道という人柄とは
違うキャラだったような気がしましたね。
名前の由来のほうが、
そのカイザー像を一人歩きさせていたのかもしれないですね。
 
 
さて、二回に渡るあとがきにお付き合いくださりありがとうございました。
 
次回作は、7月の25日から28日と決まっております。
場所は、今作同様の下北沢Geki地下Libertyです。
 
個人的には、自分がようやく復活する公演です(クビにされなければ…)。
 
なので、勝負をかけている今年の劇団マリーシア兄弟。
どうぞ、7月もお付き合いいただけたら嬉しく思います。
 
では、最後に公演終えて、バラシも終えたあと
役者たちが楽屋で撮影した
全てを終えてみての感想動画で終わりたいと思います。
 

 

 

 
 
 
 
次回公演情報

◆第12回公演

7月25〜28日@下北沢Geki地下Liberty 

 

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