ハッピー・new・メリークリスマス あとがき前編 | 劇団マリーシア兄弟 プレスブログ

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劇団マリーシア兄弟 第11回公演

2019.5.9-12 下北沢 Geki地下Liberty

ハッピー・new・メリークリスマス

こんにちわ。

打ち上げの際、お酒に弱いサトシに、

「もう少し経つと飲めるようになるよ。好き嫌いもけっこう変わるから。」と言ったら、

「歳を取ると舌の上の感覚とかが鈍くなって、苦味とか感じなくなるらしいんだよね。

だから、健太郎とかは今ビール美味いってなってるんだよね。俺もいつかそうなるのかな。」

と言われた劇団マリーシア兄弟の健太郎です。

 

改めて、ご来場いただきありがとうございました。

 

お陰様で、打ち上げのあと終電逃したりしたモノもおりましたが(笑)

無事に終演の運びと相成りました。

 

お越しいただいたお客様、応援してくださったお客様、

本当にありがとうございました。

 

まず、お見逃しした方、いらっしゃいましたら、

公演直後の御礼動画をどうぞ。

 

そして、今回あとがきは全体あとがき一発でしとめたいと思っていたのですが、

いざ書き出すとやはり少し長くなってしまったので、

前編後編に分けたいと思います。

 

物語あらすじ

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GW明け、母の日を控えた5月のとある日。
囚人たちは脱獄を決行寸前。
母、恋人、妻、息子、まだ見ぬ娘。会いたい気持ちが囚人たちを自由という名の脱獄劇へと導いていく。
スリ、金庫破り、結婚詐欺師、逃がし屋、空き巣とサンタ。曲者ぞろいの囚人たちは、監獄の中心で自由を叫ぶ。
戦場ならぬ、「監獄のメリー・クリスマス」。

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物語は、坂東(森山匡史)の階段上のシーンからスタート。

そして、すぐに場面は変わり薄暗い部屋。

 

畳の部屋に、布団だけが五組。

ここは囚人たちの部屋。

 

そして、まさに4人の囚人たちが脱獄をしようとしているその時に、

タイミング良くか悪くか入ってくるサンタクロースの格好をした男。

 

それぞれの脱獄したい想いが交差する中、囚人たちは脱獄に成功するのか、そもそも脱獄するのか??

模範囚としてサンタの格好をしていたチカラ演じる我妻は明日、出所するということ…。

黙って見過ごせば、刑期が伸びるかも??いや、そもそもそんなに外に出たくなさそう…

 

色んな囚人の複雑な想いを背景に物語は進んでいきました。

 

さて、今作の主人公。

大浦力演じた我妻修。

見事にフライヤー再現です。

靴下まで完全再現です。

ただ、袖が女子力高めの仕上がりになってしまった…。

プラス帽子の向きも俺が気にできなかった…。

 

再演の今作。チカラと高坂演じたキヒラユウキの2人が前作の経験者でした。

その中で、チカラだけが前作と同様の役。

とはいえ、まわりのメンバーはほぼ違うので、

結局お芝居的には、けっこうな修正を求められたと思います。

 

さて、今作の主人公なわけで

運悪く脱獄の場面に出くわしてしまいました。

しかしながら彼は、明日出所を約束された模範囚。

もちろん出所はしたい…

だが、どうやら話を聞いてみると別にそこまで出所を心から喜べてはない様子でした。

 

実は、妻子ある我妻でしたが

一度も家族が面会に来たことがないという…。

 

捕まった理由も過去の因縁めいたモノもあり、

とかく背景が複雑な男でした。

 

そんな男が出所して最後に見せた表情。

今回、稽古にほとんど参加していないので

数少ない裏話ですが、

このシーンは稽古で他のメンバーにほとんど見せてくれなかったそうです。

 

なので出演メンバーは、この最後のシーンの為だけに

カメラを回したいとまで言っていました(笑)

 

佐々木祐磨ことユウマ演じた日比野松風。

通称”疾風の松風”。

毎年、エイプリルフールに脱獄を繰り返し、

言えなかったメリークリースマスとハッピーニューイヤーをまとめて

ママに届けているという男。

 

スリで捕まった日比野だったが、脱獄に関してはかなりの凄腕。

脱獄王に敬意を持っており、犯罪にロマンを感じる所がある。

それゆえ、世界的犯罪者”カイザー”に並々ならぬ憧れを持っている。

何度も脱獄をして、その反面捕まって帰ってくるので、

刑期は、延びに延びている。

今回、囚人たちと一緒に脱獄することに決め、

ほぼ今回の脱獄に関してリーダー格ということになってましたね。

 

脱獄できるかどうかの証明の為だけに一度、一人で脱獄して

警備が甘いことを確認して戻ってくる、馬鹿がつくお人好し要素も持っていた。

 

役どころとしては、今作のまわし役。

ひたすら出ずっぱりのしゃべりっぱなし。

タイトルといい、脱獄のことといい

ほぼほぼ主役ポジションだったと思える活躍振りでした。

 

最初に脚本を読んだ時の感想は「面白そう」だったみたいですが、

後々、後悔したそうです…あまりに過酷で(笑)

 

エイプリルフールでママに嘘をついて、捕まっていることを隠していたつもりが、

ママにはバレていました。

サンタが持ってきたプレゼントの手紙でそれが発覚し、脱獄は断念。

 

きっとそこからは、刑期を全うしていたんじゃないかと個人的には思っております。

 

キヒラユウキ演じた高坂は、カイザーの仕事を請け負い捕まっていた。
「あの仕事さえ受けなければ…。」との想いが強い。
通称”ラピッド・スパイダー”と呼ばれ、
その腹時計においての時間把握、状況把握、運転技術の高さで
凄腕の逃がし屋だったが、カイザーの仕事の際に捕まる。
 
捕まった際、妻のお腹にはこどもがいました。
刑務所の面会は、入所時に記帳した人物以外、
例外(政治家や警察、ジャーナリスト等)を除いて会えないという決まりがあり、
当時お腹にいたこどもは戸籍上存在しておらず
ずっと会えないでいました。
 
そのこどもと会う為に、高坂は脱獄の話に乗ったという感じです。
 
(今公演において、声だしリーダーとしてアップを積極的に牽引)
役どころとしては、どう見てもスリムなスタイリッシュなキヒラだが、
脱獄の穴にハマるというキャラ(笑)
 
裏話としては、初演でのこの作品においては
キヒラは牛島という結婚詐欺師のキャスティングでした。
 
 
ビンタのスペシャリスト(笑)のキヒラですが、
今回はめずらしくされる側。
リアクションとツッコミをしているというのも、
けっこう珍しい感じでしたね。
わりとまわし役とは違った物語としてのまわし役が多いと思うんですよ、キヒラさんは。
正確にはまわし役というか、振り回し役を得意とする男なので、
そのあたりもいつもと同じようで同じではない新鮮さがあったような気が致します。
 
どう見ても、父親似だというこどもの写真も気になりますね(笑)
 
(3月に共演したパンサーの菅さんとパシャリ。実は、同じ年齢)
 
写真にある
今公演から物販において販売を開始した
”TONE キヒラユウキ 生き方=役者”も大変好評でした。
 
今回、公演中も受付にいる事が多かったのですが、
道行く人の目にかなりとまっていました。
 
「これ、あの有名な俳優さんだよね??」
と、まで言われたほどに(笑)
 
確かな存在感でした。
 
 
 
では、続きは後編にて書いていきたいと思います。
よろしくお願い致します。
 
 
次回公演情報

◆第12回公演

7月25〜28日@下北沢Geki地下Liberty 

 

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