コミックストーリーあとがき肆「ショウジ」 | 劇団マリーシア兄弟 プレスブログ

劇団マリーシア兄弟 プレスブログ

劇団マリーシア兄弟の情宣部のブログです。
劇団マリーシア兄弟に関する情報を提供しています。

こんばんわ。

ブログ担当健太郎が独断と偏見と感想と私情で書き綴る

恒例のあとがきシリーズ、その第四弾です。

 

 

 

※あくまで健太郎個人の解釈なので

脚本家の意図とはズレている場合もあるかと思います真顔(念に念押し)

 

今作のあとがきは、全体的に、

物語自体短かったのでできる限り簡潔にコンパクトに、

最後には役者のアンケートで締めたいと思っておりますので、

よかったら最後までお付き合いください。

 

 

では四人目。

東京を離れていてましたが、

今年、またこちらに帰ってきて、

早速、マリーシアの舞台に舞い戻ってきたオトコ。

マサこと森山匡史演じた

”ショウジ”にせまるあとがきです。

 


二海亭一門の実力派の弟子の一人、ショウジ。

先輩に対してはそつなく後輩の顔をし、

同期には同期としての特別な絆を感じさせ、

後輩には先輩としての懐の広さを見せる。

二海亭一門において、パイプのように全てをつなぎ合わせる

抜けているようで頼りになる落語家。

今回、兄弟子の頼みという事で、

見たことない落語の噺に駆り出される。

 


 

簡単に彼を説明するとこんな感じでしょうか。
 
振り返れば、マサがマリーシア作品に出演したのは、
image
こちら。2016年の夏でした。
image
個人的には、初めてW主役という立ち位置をやらせてもらった思い出深い作品でした。
その時以来のマリーシア出演という事で、実に2年近いブランクがありました。
厳密には、あくまでマリーシア作品に…と、いう事ですが。
 
 
しかしながら、マリーシア1のストイック。
ミスターストイックの名を欲しいままにするマサ。
 
 
全く、そんなブランクを感じさせませんでしたね。
もちろん、本人の弛まぬ努力によるものだと思いますが、
まわりの人間を誰も不安にさせることなく、
そして、確かな存在感を見せ、今回の舞台に臨んでくれました。
 
 
今回の”コミックストーリー”では
個人的に弟子たちのパワーバランスみたいなモノをわかりやすくしているのが、
このショウジではないかと感じました。
 
簡単な説明で書きましたが、
タダスケにたいしてはしっかりと後輩の顔を持っています。
シンイチと師匠の2人の関係をモデルにした噺にも、先輩を立てて、
応じるには応じますが、なんとなーくこれダメなんじゃないかな…って所で、
「これ、本当にやります(やって大丈夫ですか?」と、
さらに立てるべき師匠の事や弟弟子であるシンイチの心配、
そして最終的にタダスケの心配と多方面に気を配れる所を見せています。
 
テルアキから、昇進の事でお祝いの言葉をかけられた時の反応で、
二人は、同期かタメかなんらかの共通項を持った2人である事が伺いしれます。
そして、この2人の絆も感じれるシーンでもあったと思います。
 
後輩にも、しっかり気を配れたり、ちょっとした口の悪さも容認したりと
いい兄貴分である事が見れました。
 
そして、シンイチと同じタイミングでの二つ目昇進。
シンイチは、たしかな才があってのスピード出世だと思われますが、
このショウジの昇進だって、誰からも文句言われる事のないたしかな実力を表しているんだと思います。
 
年齢や芸歴の上下関係、
実力の上下関係が、このショウジを通してわかりやすくなっていた気がします。
 
のちのアンケートでも、書いてありますが
今回は劇中劇から始まりました。
 
お芝居上手な落語家さんはたくさんいらっしゃると思いますが、
今回のこの噺においては、劇中の落語家にとっては
疑心暗鬼ではないものの
色んな意味で探り探りでやっていたお芝居だったと思います。
 
 
いわゆる落語のシーンではありませんでしたが、
作中では斬新な落語としてやっていたので、
所作は落語家のそれ同様にやっていました。
 
それゆえにこのあたりのシーンは、役者からするとかなり大変だったシーンだと思います。
まず、この正座…。物理的になかなかきつかったと思います。
 
そして、この扇子を使ったお芝居。
このあたりも、ミスターストイックであるマサは、
きっとかなりの研究を重ねたモノだと思います。
 
また、着物での立ち振る舞い、所作もかなり大変だったと聞きました。
 
師匠の役、先輩の役、後輩の役、同期の役と今回は、
マサに限らずみんな二役こなしたみたいな内容だったので、
短い時間だったにも関わらず苦労は二倍だったと思います。
 
しかし、和服がよく似合います。
いや、和服もよく似合います。
 
以前、マサが
「何着ても、だいたい似合っちゃう。」と悩んでいた事を思い出しました。
 
そうなんです。
何着てもだいたい似合っちゃうんです。
罪深いオトコです。
マサは、次回作にも続けて出演予定です。
フル尺になる劇団マリーシア兄弟で完全なる復活を遂げます。
 
次回作も、マサがどんな服でも似合っちゃうか、
ご注目ください。
 
では、そんなマサのアンケートです。
 
●役名/役者名
ショウジ / 森山匡史

●どんな役でしたか?
2つ目に昇進したと言えど、まだまだ荒削りなところ多し。
普段は良くも悪くも先輩先輩していないので、弟弟子たちにとっては伸び伸びさせてもらえる存在。
ただ、いろんな意味で決める時は決める人かな。
真面目さと適当さを良い按排で持ち合わせている人なんじゃないかな。

●今回、苦労した事
着物を着ての所作
劇場内での声量のバランス

●今回、良かった事
劇中劇場ならぬ劇中落語内では、珍しく師匠役という普段なら頂けないであろう役にチャレンジ出来たこと。

●オムニバス公演はどうでしたか?
承メンバー以外のチームの作品完成までの過程を真近で見させて頂けた事や、今回演者だけで33名。いつも以上のプレッシャーの中でやれた事が非常に良かったです。

●今後の予定、宣伝あれば。
今年は映像にも力を入れてくつもりなので、皆々様、応援のほど、よろしくお願いします。

●最後に一言。
ここまで読んで頂き本当にありがとうございます。
 
 
マサの最後に一言で、綺麗にまとまっていますが、
ここまで読んでいただきありがとうございました。
 
次回は、今公演で笑いの着火役を担う事が多かった主役から脇役まで、
しっかりこなすユウマ演じたトシキ役です。
 
 
また、気長にお待ちください。
 
次回公演情報

 

劇団マリーシア兄弟 第11回公演
『ハッピー・new・メリークリスマス』
脚本:大浦力
演出:三三三三

2019年5月9日(木)〜12(日)
下北沢Geki地下Liberty

--------
GW明け、母の日を控えた5月のとある日。
囚人たちは脱獄を決行寸前。
母、恋人、妻、息子、まだ見ぬ娘。会いたい気持ちが囚人たちを自由という名の脱獄劇へと導いていく。
スリ、金庫破り、結婚詐欺師、逃がし屋、空き巣とサンタ。曲者ぞろいの囚人たちは、監獄の中心で自由を叫ぶ。
戦場ならぬ、「監獄のメリー・クリスマス」。
--------

【出演者】
森山匡史
佐々木祐磨
貝原伶
キヒラユウキ
土屋洋樹
大浦力

【公演スケジュール】
5/9(木)19:00
5/10(金)15:00/19:00
5/11(土)14:00/18:00
5/12(日)13:00/17:00
※上記時間は開演時間となります。
※開場は開演時間の30分前からです。
※全自由席となっております。

【チケット】
一般:1,800円
学生:1,500円
※学生証をご提示ください。ご提示いただけない場合は一般料金でのご案内となります。

【劇場案内】
下北沢Geki地下Liberty
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-11-3
イサミヤビルB1F
チケット予約フォーム
◆注意事項
・開演10分前までにお越しいただけない場合は、予約が解除されることがございます。
・遅刻された場合、演出上の関係でお待ちいただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。

 

劇団マリーシア兄弟公式

ホームページ

Twitter

Instagram

劇団マリーシア兄弟によるYoutube動画配信開始

マリーシアチャンネル

劇団メンバーSNS

大浦 力

           Twitter     

貝原 怜

             Twitter      

狩野 健太郎

ブログ 『Black Pearl』

Instagram

Twitter

レターポットはこちら

キヒラ ユウキ

オフィシャルサイト(ブログもこちら)

Instagram

Twitter

佐々木 祐磨

Twitter

レターポットはこちら

土屋 洋樹

Facebook

中島 権人

                      中島権人Instagram                 

 

 

劇団マリーシア兄弟公演情報

◆第12回公演

7月25〜28日@下北沢地下Liberty